【魔女占い】2025年上半期、雰囲気に流されない冷静さを

2025.1.3 18:27

2025年上半期の運勢は?

(写真1枚)

アメリカで魔女学を修め、当時の全米魔女協会より魔女名「Darkmoon」を受けた日本人初の魔女カメリア・マキが、2025年上半期の運勢を占星術で占います。

■ 水を象徴する海王星に動き、水そのものの安全にも警戒

1月1日の衝撃の震災で幕をあけた2024年に続く2025年は、太陽系の外惑星で地球から見ると比較的動きの遅い天体が次々に星座を移動する特殊な年。ひとつのハウス(室)を移動するのに20年以上かかる冥王星はすでにやぎ座からみずがめ座へ移動しているが、3月には海王星が、そして5月には土星がうお座からおひつじ座へと動く。

火星ー土星ー天王星のコンビネーションという天変地異や事故、事件を引き起こす不穏な星の配置は、土星の動きで一旦緩和されたように見えるが、7月8日に天王星がふたご座に移動するので、また新たな不安が生まれるが、こちらは下半期の運勢に譲りたい。

まず問題は、1月13日に環境を司るルナノード(惑星ではなく月の昇降点を表す仮想天体)がおひつじ座からうお座に移動し、それまでうお座に滞在していた海王星と接近すること。海王星は政経占星術では海洋や海軍、そして水そのものを象徴する天体なので、世界の注目が海洋問題に集まることになり、またその利権を巡って争いや衝突が起こる可能性が高い。

年頭は土星がうお座にあるので、文字通り水面下で緊張は押さえられているが、土星が5月26日におひつじ座に移動し、その重石が外れた後が要注意となる。海産物に問題が現れたり、海中での異変、そして海難事故。水そのものの安全にも警戒が必要。

富の一極集中で生まれる摩擦に緊張高まる

今年一年間の運勢的傾向を見直すと、富や社会活動の拡大と発展に関わりの深い木星と、国民や大衆を表す月と似た要素を持つルナノードが緊張と対立を表す位置にある時期が気になる。これは富が一部に集中することと、その恩恵に与かれない多数の人たちとの間に生まれる摩擦を表す。

特に緊張が高まるのは3月14日の満月(しかも月食)と3月29日の新月(しかも日食)。この二日後に海王星がおひつじ座に移動するのにも注目。おひつじ座は古代ギリシャの時代から、軍人や軍隊と関わりの深い星座とされて来た。人間の潜在意識や無意識の世界に深い関わりを持つ海王星が本来うお座の守護星であるのを思い出せば、ひとりの英雄や指揮官の命令ではなく、社会全体の雰囲気や流れに乗って軍隊が動き出すという危険を感じてしまうのは私だけだろうか。

太陽系で一番動きの遅い冥王星がひとつの星座を移動するとき、かつで大震災や世界恐慌、そして対戦が起こったことを今更のように思い出す。冥王星がみずがめ座に移動したのは2024年11月21日。実はこの時、第三次世界大戦はもう始まっていたのではないだろうか。

一地域での衝突に他の国の利害がからみ、応援や支援が増え、気がつけば世界が二つの勢力に分かれ戦争を行う。同盟国と足並みを揃え、協力体制から脱落したくないために、実のところはよく知らない他の国を『何だか悪いことをしていそうな敵』として宣戦を布告する、というのが世界を二分する大戦が勃発するパターンだろう。その結果がどんなことになるのか、日本は80年前のことをもう忘れたのだろうか。

しかしまだ救いはある。7月8日、改革や革命を司る天王星が、ふたご座に移動することで知性と情報の象徴に、改革をもらす星が入ること。そのことで人が感情や雰囲気に流され、愚かな争いに走ることを避ける冷静さが生まれる余地があるはず。

私たちは歴史に学ぶことができる、知性と教養を備えた文明人であることを思い出し、忘れたくない時期である。そしてそれこそが無益な戦争や地球を破壊、汚染から守る強い力になることを信じたい。

監修/カメリア・マキ

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