大阪に「炒飯専門店」、ラーメン=サブメニューという斬新さ

4時間前

炒飯は全14種スタンバイ

(写真9枚)

大阪メトロ・桜川駅からほど近い場所に、「炒飯」に特化した専門店「みんなの炒飯パラダイス」が2024年末にオープンした。ラーメンにプラスで注文する、という「サブ」的要素の強い炒飯を、同店ではあえてメイン料理として扱っている。

■ ラーメンはサイドメニュー、炒飯は14種!?

「小学生のころから炒飯が大好きで、自分でも作っていました。でも改めて考えると、炒飯ってサブ要素が強い。ファンも多いし、おいしい炒飯が主役になれるような店がやりたくて」と店主・本多芳成さん。イタリアンやバーなど、ずっと飲食界には携わってきた本多さんは「理想の味の炒飯が作れるまでは店をオープンしない」と独学で勉強をスタートしたという。

専門店をやりたいと志して数年、関西の炒飯がおいしい人気店を食べ歩き、YouTubeなどでも作り方を研究。その結果、醤油を5種類ほどブレンドした特製のかえしの開発、お米の炊き方、そして米に空気を含ませる&抜きながらひたすら炒めるなどの技を身につけ、「味はしっかり、食感はふわふわだけどパラパラ」な理想の味に到達。そして昨年オープンに至ったのだ。

米に空気を含ませ、抜いて…を炒めながらひたすら続ける

メニューは、王道のシンプル味「The炒飯」をはじめ、「海老炒飯」や「炙り叉焼コロコロ炒飯」、「豚キムチチャーハン」、そして変わり種系の「甘辛鶏のキムチ〜ズ炒飯」など14種スタンバイ。

全メニューにスープが付くが、+300円で水餃子または半ラーメンに変更可。本多さんは「ちょっとガツッとした汁物がほしくなる時あるでしょ?」と言いつつも、サイドメニューはラーメン1種と水餃子1種だけという潔さ。単品注文できるのは、やっぱり炒飯だけなのだ。

The炒飯(630円)
豚キムチ炒飯(目玉焼き付き・954円)。目玉焼きは、最初に割って、絡めながら食べるのがおすすめ

客層は昼は7割が男性客、夜は近隣に住む住民や子連れ家族なども多く訪れるそう。「出来る限り安く、お腹いっぱいになってもらえるボリュームに。炒飯は600円台からで、大盛りも+50円でできるようにしています。今後は、ぼんじりなどを使う塩系の新しい炒飯にも挑戦していきたいです」と本多さん。

左から店主の本多芳成さんとスタッフさん

「みんなの炒飯パラダイス」は昼11時~3時閉店、夕方5時〜夜9時45分L.O.で営業。定休日は日・月曜日。情報は公式インスタグラムで確認を。

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