ミルク珈琲に出汁!?「上島珈琲店」斬新すぎる新作飲んでみた

18時間前

「鰹出汁薫るミルク珈琲」(680円)※一部店舗では価格が異なる

(写真2枚)

先日、SNS上でとあるコーヒー店の期間限定メニューが目に入った。思わず二度見してしまったのはコーヒーチェーン「上島珈琲店」(本社:神戸市中央区)の12店舗限定で販売される「鰹出汁薫るミルク珈琲」。鰹出汁にまさかのコーヒー(しかもミルク入り)という斬新な組み合わせに、リプ欄には「味の想像がつかん」「出汁とコーヒー!?」と驚く声があがっていた。

なぜこの組み合わせに? おいしいのか? 同店を運営する「UCCフードサービースシステムズ」の広報担当者に聞きつつ、実際にお店で飲んでみた。

■ 店内で取った「一番出汁」が味の決め手

──かなり攻めたメニューにびっくりしました! なぜこのメニューを販売することになったのでしょうか?

「上島珈琲店」はこれまで90年以上にわたって培ってきた技術を活かし、またコーヒーの可能性をさらに広げるため、新しいチャレンジをする喫茶店でもあります。過去には期間限定で山葵や山椒を使ったミルク珈琲なども提供していたことも。

今回は新年にふさわしく「出汁」と「ネルドリップコーヒー」の両方が持つ「ドリップ」を重ね合わせた創作ドリンクメニューとして、12店舗限定で登場することになりました。

──味の想像がつかないのですが、スタッフの方も驚いているのではないでしょうか?

はい。まさかお店で出汁を取るなんて! とびっくりされているようです。

──店内で出汁を取っているんですね。

そうなんです。各店舗で毎日鰹や昆布を使った一番出汁をとっています。そこにダブルネルドリップコーヒーとミルクを合わせたミルク珈琲を合わせて、ホイップクリーム、鰹節がトッピングされています。

──やっぱり味の想像が全くつきません!

そうですよね。開発担当者も、好奇心の強い方に楽しんでもらえたらうれしいと言っていました。ぜひ飲んで、味を確かめてみてください。

ホイップクリームが熱で溶けてくると、よりお出汁の香りがふんわりと

■ 出汁とコーヒーの組み合わせはいかに?

カップが目の前に来た瞬間から、フワッと鰹の香りが漂う。一口飲んでみると、コクのあるミルク珈琲やホイップの味がはじめに感じられ、後から鰹出汁の香りや塩味が余韻に残った。飲み進めるごとにちょっとクセになる味わいで、コーヒーを飲んでいるというよりもスープを飲んでいるかのような感覚に。寒い日にホッと一息つける一杯かもしれない。斬新な味わいのコーヒーをぜひ試してみて欲しい。

「鰹出汁薫るミルク珈琲」(680円 ※一部店舗では価格が異なる)は、上島珈琲店12店舗(青山店、赤坂一ツ木通り店、千代田区二番町店、神楽坂店、麻布十番店、エミオ武蔵境店、京都四条烏丸店、河原町店、京都寺町店、京都嵯峨嵐山店、さんちか店、阪急三番街店)にて販売。期間は2月中旬ごろまで(無くなり次第終了)。

取材・文・写真(一部)/野村真帆

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