うめよこ、しばちか…梅田に4文字グルメエリア増えてない?
大阪・梅田駅北側、通称「うめきた」地区周辺の再開発により、梅田エリアに新商業施設が続々とオープンした2024年。それに伴い、今「うめよこ」「しばちか」など4文字の発音でネーミングされたグルメエリアが急増している。
アクセスも近い上に語感が似ていてややこしい・・・?ということで、梅田の4文字の施設名称を覚えられるようにまとめてみた(掲載情報は2025年1月時点のもの)。
■「KITTE大阪」に誕生した新グルメエリア【うめよこ】
2024年7月31日に大阪駅西地区で開業した大型複合ビル「JPタワー大阪」内の商業施設、「KITTE大阪」地下1階に誕生した新グルメエリア「うめよこ」。
「UMENISHI YOKOCHOU(うめにし・よこちょう)」の略称からなる「うめよこ」は「大人のたまり場」がコンセプト。地元大阪発の人気店や関西初出店の繁盛店など、個性豊かな和洋中のレストランが軒を連ねる気軽にお酒を楽しむことができる全17店舗の横丁ゾーンとなっている。
覚え方:うめにし(梅田の西側)の横町を略して「うめよこ」
アクセス:JR大阪駅西口改札直結
営業時間:11:00〜23:00(一部店舗を除く。また、最終入店時間は店舗により異なる)
■ ルクア大阪・イノゲート大阪に、実は2カ所ある【バルチカ】【バルチカ03】
今、どちらの方に行きたいのか、しっかりと把握しておきたいのが「バルチカ」。ファッションビル「ルクア大阪」の地下2階にある「バルチカ」は開業時から人気を誇り、2017年にエリアを拡大。コスパの良い店舗が多く、1人から家族までに対応。
そして、KITTE大阪と同日に開業した、大阪駅西側地区の新改札口に隣接する駅ビル「イノゲート大阪」に誕生したのが「バルチカ03」だ。「03=おっさん」の意味を併せ持ち、その名の通りメインターゲットは梅田で働く30代後半から50代の男性だが、女性にも人気に。個性豊かな50店舗がそろい、なかでも5階フロアには、大阪の老舗名店や路地裏の旬な店などが「おっさん」たちの琴線に触れる人気店が揃っていると話題に。
ちなみに「ルクア大阪」に立地する「バルチカ」は「地下」の意味を持つが、「バルチカ03」では「駅チカ」の意味を持ち、利便性の高さを表現しているという。「バルチカに行こう」と待ち合わせなどの際は、大阪メトロの御堂筋線に近い「ルクア」か、四つ橋線に近いの「03」かの確認をお忘れなく。
覚え方:地下にあるバル「バルチカ」
アクセス:JR大阪駅直結、中央改札口、御堂筋口を出て北側
営業時間:11:00〜23:00
覚え方:おっさんが使う駅チカのバルで「バルチカ03(おっさん)」
アクセス:JR大阪駅西側高架下新改札口コンコース直結
営業時間:8:00〜23:00(営業時間、店休日は店舗により異なる)
■ D.D.HOUSEが昨秋リニューアル【しばちか】
阪急大阪梅田駅から徒歩1分、梅田の「芝田エリア」に位置する1985年開業の複合施設「D.D.HOUSE」。80年代のバブル期を象徴する施設として名を馳せた同施設だが、2024年11月29日に地下1階フロアが新たな飲食ゾーン「梅田しばちか」へとリニューアル。飲食店6店舗が順次オープン中だ。
リニューアル後は、長年愛されている既存店に加え、大阪の駅前ビルや難波の路面で人気の飲食店が新たに仲間入り。幅広いニーズに対応できるよう、賑やかに楽しめる解放感溢れるエリアと、個室のある落ち着いた雰囲気のエリアで構成されており、梅田で働くオフィスワーカーの集いの場として利用できる空間を目指しているという。
覚え方:梅田・芝田(しばた)エリアの地下にあるので「梅田しばちか」
アクセス:阪急大阪梅田駅 茶屋町口改札から徒歩約1分
営業時間:11:00〜翌5:00(営業時間は店舗および曜日により異なる)
■ JR大阪駅西口に開業した新施設【ウメスト】
駅ナカの商業施設「エキマルシェ」ブランドの新施設として、2024年12月11日より順次開業中の「エキマルシェ大阪UMEST(ウメスト)」。
「誰もが毎日楽しめる日々の生活を応援するこだわりのお店」と「食とエンタメを通じて世代や国籍を超えたコミュニケーションが生まれるお店」をコンセプトとして、7店舗が新規出店。そのうち、和菓子屋「赤福」をはじめとする改札外の3店舗が現在先行開業している(残り4店舗は四つ橋筋高架下にて2025年2月下旬にオープン予定)。
施設名称の由来は、2021年1月に閉館した専門店街「梅三小路」(2021年1月閉館)の名を受け継ぎ、梅田の西側に位置することから、UMEDA(梅田)とWEST(西)を合わせた造語「UMEST(ウメスト)」と名付けられたとのこと。
覚え方:UMEDA(梅田)とWEST(西)を合わせて「ウメスト」
アクセス:JR大阪駅西口すぐ
営業時間:各店舗により異なる
■ ドーチカ、えきビル、うめぐる…まだまだある梅田の4文字
昨年誕生した新スポット以外にも、梅田周辺にはかねてから4文字の愛称で親しまれている施設やサービス名が存在している。
ドーチカ:大阪・西梅田駅すぐの地下街「ドージマ地下センター」の略称
スナパー:百貨店「阪神梅田本店」地下1階のグルメフロア「スナックパーク」の略称。名物のいか焼きをはじめ、ちょぼ焼き、寿司、オムライスなど、ワンコインからさくっと楽しめる立ち食いスポットとして人気。
えきビル:JR東西線「北新地駅」(大阪駅南口)周辺に所在する大規模な雑居ビル群「大阪駅前ビル」の略称。第1ビルから第4ビルまである。
うめはん:百貨店の「阪急梅田本店」の略称
うめちか:梅田の地下街の通称。元々は、かつて「ウメチカ」(旧ウメダ地下センター)の愛称で親しまれてきた地下街「ホワイティうめだ」を言い表していたが、現在ではそれにつながる「ディアモール大阪」のほか、鉄道駅の改札へと繋がる地下通路や周辺ビルの地下街モールからなる「梅田地下街」を総称して呼ぶ場面もみられる。
うめぐる:梅田の街を気軽に巡るための交通サービス。エリア巡回バス「うめぐるバス」や、レンタサイクル「 うめぐるチャリ」などがある。
うめきた:大阪・梅田駅北側に位置する、旧梅田貨物駅にあたる区域を指す。同エリアには複合商業施設「グランフロント大阪」ならびに「グラングリーン大阪」が開業しており、大阪駅の中央北口正面に位置する広大な広場「うめきた広場」や、昨年7月から順次開園している都市型公園「うめきた公園」の名称にも使われている。
◇
・・・などなど、梅田に関する名称に絞って書き連ねてみても、大阪人に4文字の愛称で親しまれてきた名称は数多く存在しているようだ。また、大阪市内の地名で言えば、天神橋筋六丁目を「てんろく」、南森町を「なんもり」など(いずれも大阪市北区)、施設名だけでなく地名も4文字を略しがちなのは関西人ひいては日本人の性なのかもしれない。
大規模再開発中の「うめきた2期」エリアだが、今年3月には都市型ショッピングセンター「うめきたグリーンプレイス」と複合施設「グラングリーン大阪南館」が全面開業予定と、今後も梅田エリアには新たなグルメエリアが続々と増えそうな気配が。梅田の4文字スポット、大阪駅周辺を利用する際には新旧合わせてぜひ参考にしていただきたい。
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