ラグビー観戦の団結感…対バンライブに似てる? 音楽好きもハマる理由とは[PR]

4時間前

フラッグやタオルで盛り上がる! 音楽好きがラグビー生観戦に行ってみた

(写真11枚)

神戸出身のバンド「Fear,and Loathing in Las Vegas(以下、ベガス)」が、神戸のラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ(以下、神戸S)」のオフィシャルチームソングを手がけたことが昨年末に発表された。楽曲は12月21日開幕の「NTTジャパンラグビー リーグワン2024−25」から神戸Sのホストゲームの演出等で使用されている。

このニュースに、「スタジアムでベガスの曲がかかっているなんてアツすぎる!」「現地で聴いたらテンションあがるだろうな」など期待の声があがる一方で、「行きたいけど・・・ラグビー観戦、したことない」「ルールがわからないけど、行ってもいいのかな」など不安な声もちらほら。

そういえば、同バンドのボーカル・Soさんが楽曲についてのインタビューのなかで、「初めてラグビー観戦をしたとき、会場に集まる観客の一体感に驚いた」「その光景を見たときに、みんなで歌えるものがあったら楽しいやろなと思って、サビの部分は初見でもわかる簡単な歌詞にした」と話していた。

『Songs of Steelers』について話す、Fear, and Loathing in Las VegasのSo(撮影/Lmaga.jp編集部)

そこで今回は、「ベガス」きっかけでラグビーに興味を持った筆者が、初のラグビー観戦に行ってみることに。すると、Soさんが「音楽好きも絶対に面白いなと感じてもらえると思う」と話していた意味がわかった気がした。

■ なぜ、ベガスがチームソングを手がけたの?

今回の公式チームソング制作は、神戸Sとキリンビール、ワーナーミュージック・ジャパンが、「音楽とスポーツで神戸の地域活性化」に取り組むプロジェクトの第1弾として実施されたもの。

チームソングの『Song of Steelers』は1月29日にデジタルリリースされたほか、MVが公開されており、そのなかで観客と一緒に盛り上がれるような簡単な振付も登場しているので、ひとまず要チェックだ。

■ ゲーム観戦のため、神戸のスタジアムへ!

今回観戦したのは、国内最高峰といわれるラグビー大会「NTTジャパンラグビー リーグワン」に参戦する「神戸S」のホストゲーム。会場の「ノエビアスタジアム神戸」には試合開始約1時間前に到着したが、すでにスタジアムの周りではイベントがおこなわれており、試合前から盛り上がりを見せていた。

試合が始まる前から会場の周りは大盛り上がり
選手たちの等身大パネルが並ぶフォトスポットも

さまざまな料理が楽しめるキッチンカーもズラリと並び、試合観戦のおともに購入している人も多い様子。せっかくなので、筆者も神戸Sの牛原選手がオーナーを務める「ホットブルズ」のホットドッグと生ビールを購入し、いざ試合観戦へ。

牛原選手のお店でホットドッグとビールをゲット(セットで1300円)

■ 臨場感満載の試合に感動、一体感がたまらない

キックオフ直前に選手たちが入場。その際にはサインボールが観客席に投げられるなど、ファンサービスも手厚い。昼12時にキックオフの笛が鳴り、ゲームがスタート。試合が始まるやいなや、選手たちの掛け声や体がぶつかり合う音など、かなりの迫力に驚いた。

この試合の日は特別に「1.17メモリアルジャージ~阪神・淡路大震災30年~」を着用していたコベルコ神戸スティーラーズの選手たち

選手がボールを持って駆け抜けたり、力強く相手にタックルしたりと熱いプレーに会場の観客たちも「うぉーーーー!!」とボルテージが上がり、チャンスを逃してしまったときには「あぁ・・・」と落ち込み、みんなで一緒に観戦しているライブ感がたまらない。細かいルールは知らなかったが、試合中のポイントとなるプレーや反則など、難しい言葉はその都度モニターで説明されるので、初心者でも気軽に観戦できてありがたかった。

ルール説明がこまめにされるので、ルールが分からなくても観戦できる

そして、神戸Sの選手がトライを決めたときには、『Song of Steelers』のサビ部分、キックが決まったときにはBメロあたり(ボールを投げるような音)の部分が流れた!! チームソングがかかることで、得点をゲットしたときの会場のムードがより高まるように感じた。

得点が入るとベガスの曲も流れてテンションアップ!

■ ラグビーの精神は、もはや対バンライブ!?

試合中に驚いたのが、名プレー時には敵味方関係なく盛り上がっていたこと。倒れてもすぐに立ち上がり、ボールに一心に向かっていく選手たちの姿は、敵味方関係なくとてもかっこよくて、見ているこちらが力をもらえた。そして、素直に選手たちの活躍を讃える観客たちの姿に感動した。

これは、「試合が終われば敵と味方は関係なく、お互いの健闘を讃えあう」というラグビーならではの「ノーサイド精神」文化があるからだそうだ。ノーサイド精神は音楽で例えると、対バンやフェスのようで、一緒に楽しく盛り上がれるのがラグビー観戦の良さだと思った。

タオルやTシャツ、マフラーなど応援アイテムもさまざま
「2024-25 応援フラッグ」は1本800円とお手頃! これだけでもテンションあがる
2月22日から販売されている新グッズのアロハシャツ、サングラス

何よりもこの臨場感は会場で観戦するからこそ。ベガスのチームソングがこれからもっと浸透したら、さらに盛り上がるように感じた。トライを決めたときに流れる「シンギング スティーラーズ」「ブレイキンダン ブレイキンダン」といったサビの歌いだし部分や、神戸Sの前身となる「神戸製鋼ラグビー部」部歌の一部を英語にした部分もあるので、要チェック!

もう一度貼っておきます!!

3月15日と4月6日には「神戸総合運動公園ユニバー記念場」で神戸Sのホストゲームが開催される予定。『Song of Steelers』のMVをチェックして、気になった方はぜひラグビー観戦に行きましょう!

提供/コベルコ神戸スティーラーズ
取材・文/野村真帆
写真/バンリ

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