USJなど4社合同俳優オーディション、17歳がグランプリ

19時間前

『TREASURE HUNTING』最終審査の様子(2月1日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

(写真6枚)

芸能事務所「トライストーン・エンタテイメント」、合同会社「ユー・エス・ジェイ」、映画配給・制作「東宝」、レコード会社「ソニー・ミュージックエンタテインメント」の4社がタッグを組んだ俳優オーディション『TREASURE HUNTING(トレジャーハンティング)~あなたの才能を探す冒険に出かけよう~』の最終審査が2月1日、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区)でおこなわれ、神奈川県出身の17歳・雑賀天成(さいが・てんせい)さんがグランプリを獲得した。

国内市場はもちろん、これからの海外市場に求められるエンタテインメント性にも応え得る俳優の発掘・育成を図るという趣旨の元、エンタメ業界を代表する4社が賛同して初開催された同オーディション。応募総数8216名のなかから、約半年間におよぶ審査やレッスンを経て、この日、ファイナリスト12名による最終決戦となった。

特別審査員には、株式会社トライストーン・エンタテイメント代表取締役社長・小栗旬や同社所属俳優の坂口健太郎、株式会社ソニーミュージック・アーティスツ所属俳優の森田望智、さらに各社代表者が参加。最終審査の結果、神奈川県出身の17歳、雑賀天成(さいが・てんせい)さんがグランプリを獲得、準グランプリには東京都出身の13歳、中本羽美(なかもと・うみ)さんに決定した。

三点倒立したまま質問に答える雑賀天成さん(2月1日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

グランプリを獲得した雑賀さんは自己PRで、長年サッカーをやっていたという身体能力の高さを生かし「三点倒立が永遠にできる。審査員の方からの質問を三点倒立したまま答えたい」と語り、そのまま森田からの質問に答えると、会場から笑い声が。このアピールについて雑賀さんは「歌もダンスも苦手なので、目立つにはこれしかない」と秘策を練ったと語った。

中国人の父と日本人の母を持つ雑賀さん。中学、高校ではサッカー部に所属しディフェンダーとして活躍した。幼少期は中国に住んでいた経験もあるが、改めて中国語を勉強してみたいと意気込む場面も。「天成」という名前について聞かれた雑賀さんは、「両親によると、天才の『天』と成功の『成』という意味で、中国でも発音しやすい名前にしてくれました」と語っていた。

グランプリの特典として雑賀さんにはトライストーンとの専属契約のほかに、東宝製作作品への出演、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのTVCMへの出演等の権利、そして賞金100万円が与えられた。

特別審査員をつとめた株式会社トライストーン・エンタテイメント代表取締役社長・小栗旬(2月1日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

結果発表を終え、小栗は「今回はお2人が選ばれましたが、ここに参加したこと、その思い、姿勢、そういうものが全て素晴らしかったと思います。グランプリや準グランプリに輝いてないみなさんも、もしも自分の中に僕らの世界で仕事をしていきたいという思いがまだあったりするならば、今後も諦めずに頑張っていってほしいと思います」とコメント。

会場にはエルモ&クッキーモンスターや、スヌーピー&チャーリー・ブラウン、ウッディー・ウッド
ペッカー&ウィニー・ウッドペッカーも駆けつけ、小栗、坂口、森田と共に「新星」の誕生を祝福した。

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