40年の歴史に幕…大阪のホテル「ANAクラウン」閉館へ

2025.2.3 17:40

大阪・堂島川から望む「ANAクラウンプラザホテル大阪」

(写真1枚)

大阪・梅田の堂島エリアにあるランドマークのひとつ「ANAクラウンプラザホテル大阪」(大阪市北区)が、2025年秋に閉館。40年の営業に幕を閉じる。

1984年10月に開業し、「大阪全日空ホテル・シェラトン」、「大阪全日空ホテル」の名称を経て、2008年に現在の「ANAクラウンプラザホテル大阪」としてリニューアルオープンした同ホテル。

大阪屈指の繁華街「北新地」やオフィスビルが建ち並ぶ「西梅田」エリアからほど近い堂島川沿いに位置し、夜間のタクシー乗り入れが規制される北新地周辺において乗車が許可される「タクシー乗り場」として目印にもなっていた。

国内外の客からビジネスや観光の拠点として親しまれていたが、賃貸人との定期建物賃貸借契約の満了に伴い、10月15日をもって営業を終了する。

同ホテルは、「これまでのご厚情に心より御礼申し上げるとともに、閉館日となる2025年10月15日まで、引き続き変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます」とコメントした。

この発表にともない、SNSでは「ええええええ!?めっちゃショック」「これは結構衝撃。昔仕事でよく行ったなぁ」「完全閉館寂しい」など、驚きと悲しみの声が上がっている。

「ANAクラウンプラザホテル大阪」は、10月15日の宿泊利用(10月16日・正午のチェックアウト)をもって閉館。なお、「京料理 たん熊 北店」は2月28日、「中国料理 花梨」と「メゾン タテル ヨシノ」は3月31日に閉店するほか、一部館内レストランはホテル閉館より前に営業終了する。今後の詳細は随時公式サイトにて発表予定。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本