奈良ブランド・古都華の限定ブッフェ、県外から「いちご好き」殺到

2025.2.6 11:45

スイーツはもちろん、セイヴォリーやドリンクまで…とことん「いちご」尽くし!

(写真15枚)

奈良県の4つ星ホテル「JWマリオット・ホテル奈良」(奈良市三条大路)で、奈良のブランドいちご「古都華(ことか)」をふんだんに使ったビュッフェが開催中。県内外からいちご好きが訪れ、子ども連れの家族などで賑わっている。

■ 奈良ならでは!「古都華」が際立つブッフェ

細かいデザインに圧巻!いちごスイーツが並ぶ光景

土日・祝日限定(要予約)でおこなわれている同ブッフェ。今回は世界のラグジュアリーホテルで活躍するペストリーシェフ・オリアナ・ティラバッシ氏とコラボし、「ストロベリーとハーブのガーデン」をテーマに、目にも楽しいスイーツのほか、セイヴォリーまでがいただける。

大きな窓から光が差し込む1階の「シルクロードダイニング」にて貸し切り開催

今回主役となる「古都華」は、2011年に奈良県が品種登録した奈良のブランドいちご。酸味と甘みのバランスが取れた甘すぎず爽やかな味わいと花のような豊かな香りが特徴だ。今回は、地元奈良の農園から仕入れた古都華で約50種類のメニューを用意。フレッシュいちごだけでなくソースやゼリーなどの加工品にも、不ぞろいの古都華を使用しているという。

オリアナ氏は「日本の美意識や哲学を料理に取り入れることは、私にとってすべて。料理に組み込み、古都華の本質を反映した思い出に残るダイニング体験をゲストに届けたい。今回のユニークなビュッフェとその芸術性を楽しんでほしい」と、今回のブッフェへの思いを語る。

会場の様子

会場は古都華の華やかな香りが漂い、ビュッフェ台に並ぶスイーツやセイヴォリーは、古都華の自然な甘みを生かし、旨味のある食材や調味料でバランスを調整。どこまでも「古都華」が際立つブッフェとなっている。

■ いちご×パスタ、ピザ…セイヴォリーも充実

「イチゴのオープンサンド」(左上)などセイボリーも充実

同ブッフェの特徴は、「熟成バルサミコのストロベリーリゾット」や「スパゲッティストロベリーアーリオオーリオ」に「イチゴとモッツァレラのピッツァ」など、セイヴォリーが10種と豊富に揃う点。古都華の香りや爽やかさ、食感が生かされており、意外な組み合わせが楽しめる。

いちごをアクセントにしたセイヴォリーの数々

もちろん、ビジュアルにこだわったスイーツにも注目。いちごとローズの上品な香りが楽しめる「苺とローズのタルト」や日本の春を感じさせる「ストロベリー桜コーン」、スイーツ担当シェフイチオシの「アールグレイと古都華苺の大福」は、アールグレイの練り込まれた冷んやり生クリームがトッピングされた古都華の甘酸っぱい風味をより一層引き立てる。

「アールグレイと古都華苺の大福」、なかには餡子…ではなくアールグレイのクリーム
宝石のように煌めくスイーツ

ドリンクも抜かりなく、ウェルカムドリンクのほか、コーヒーや紅茶など25種がフリーフロー。そのうち19種がいちごを使ったドリンクというから驚きだ。毎回ビュッフェのテーマに合わせて約20種のドリンクを開発するといい、今回は甘いスイーツのようなものからソーダベースですっきりとしたものまで、バリエーション豊富なドリンクが揃う。

豊富に揃うドリンクの一例。左手前から「抹茶ベリーラテ」「ゴールデンストロベリー」「ストロベリーパッションティー」左奥から「ストロベリーグリフィン」「ストロベリーガーデン」「いちごバナナ」

また、奈良名物のどら焼き「三笠焼」がモチーフにしたスイーツがあるなど、一部「奈良」が感じられる遊び心も。見た目にいちご感はないが、食べてみるとヘーゼルナッツの生地にベルベットのようなイチゴクリームを詰めた新感覚スイーツとなっている。スイーツ担当シェフは「奈良のこと、奈良の食材のことをもっと知っていただければ」と語る。

「パリブレスト ヘーゼルナッツ三笠焼き」

「オリアナ・ティラバッシ氏とのコラボ 贅沢ストロベリービュッフェ」は、5月6日までの土日祝およびゴールデンウィーク期間限定で、午後3時から4時30分までの90分1部制。価格は大人6900円、子ども3450円(6〜12歳まで)、6歳以下は無料。場所は、同ホテル1階「シルクロードダイニング」。

※メニューやいちごの種類は、季節や仕入れ状況によって変更の可能性あり

取材・文・写真/宮口佑香

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