4月に東京進出・バッテリィズ、発表の翌日はひらパーで極寒漫才

2025.2.8 19:45

「ひらかたパーク」の野外ステージで漫才をするバッテリィズ(2月8日・枚方市内)

(写真15枚)

大阪の遊園地「ひらかたパーク」(枚方市)で2024年に開催され、話題を呼んだイベント『クセひらパー』が今年も開催。1日目となる2月8日、前日に東京進出を発表したばかりのコンビ・バッテリィズ(エース、寺家)が登場し会場を盛り上げた。

「よしもと漫才劇場」所属のピン芸人・シゲカズですがプロデュースし、独自のコーナーや取り組みで多くの人が押し寄せた同イベント。今年は2日間の開催となり、1日目の2月8日にはバッテリィズ、シゲカズです、祇園、ツートライブ、黒帯、カベポスター、フースーヤ、豪快キャプテン、ダブルヒガシの9組が登場した。

2月8日におこなわれた『【伝説のクセひらパー再び】シゲカズです×ひらパー覚醒クセ強コラボイベント~豪華吉本クセ芸人とひらパーが究極進化の2Days~』より、ギャグをする寺家

イベントの前日、バッテリィズは3月31日をもって所属するよしもと漫才劇場を卒業し、4月より東京で活動することを同劇場の公式YouTubeにて発表。昨年の『M-1グランプリ』で準優勝し、人気急上昇中のコンビだけに、お笑いファンの間では大きな話題となっていた。

2月8日におこなわれた『【伝説のクセひらパー再び】シゲカズです×ひらパー覚醒クセ強コラボイベント~豪華吉本クセ芸人とひらパーが究極進化の2Days~』より、舞台上で暴れるエース

そんな背景もあってか、会場となる野外ステージには溢れんばかりの観客で大賑わい。バッテリィズが登場する2部には約2200人が集まり、2人がステージに現れると温かな拍手が響いた。この日の枚方市は雪がチラついており、最低気温もマイナス4度という極寒。エースもパーカーを着込んだ同イベント仕様の服装で登場した。

ネタに入る前に観客の子どもが歓声を上げ、「え、どないしたん?」とエースが観客席を見渡すと、「あ、身内です!身内!」と笑顔をみせる一幕も。続けて寺家が「お兄ちゃん、今からちょっと喋るから」とフォローを入れ、エースが「ちょっと待ってや!あとで行くわ!」と呼びかけるやり取りもあった。

観客の呼びかけに応えるエース(2月8日・枚方市内)

その後に登場したダブルヒガシ(大東翔生、東良介)は、大東だけがダウンジャケットを着用。東に「脱げや!」と詰め寄られると「寒いねん。みんな着てるもん!」と観客を指差し、笑いを誘っていた。

「ひらかたパーク」の野外ステージで漫才をするダブルヒガシ(左から大東翔生、東良介)(2月8日・枚方市内)

2日目(2月9日)には、シゲカズです、祇園、ツートライブ、黒帯、20世紀、ドーナツ・ピーナツ、フースーヤ、令和ロマン、ジョックロックの9組が登場。会場は「ひらかたパーク」野外ステージ、観覧無料(別途入園料要)、詳細は公式サイトにて。

取材・文/つちだ四郎

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