ジョックロック「俺がひらパー兄さんだー!」、企画で観客和ます

2025.2.9 19:50

イベント『クセひらパー』に登場したジョックロック(左から福本ユウショウ、ゆうじろー)(2月9日・枚方市内)

(写真22枚)

「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)で昨年おこなわれたお笑いイベント『クセひらパー』。注目のイベントが今年も開催され、2日目となる2月9日には『M-1グランプリ 2024』で健闘したコンビ・ジョックロック(福本ユウショウ、ゆうじろー)が登場した。

「よしもと漫才劇場」や「なんばグランド花月」を舞台に、さまざまな企画を生み出してきたピン芸人・シゲカズですがひらパーとコラボした同イベント。今年は2日間にわたって開催され、2日目にはシゲカズです、祇園、ツートライブ、黒帯、ドーナツ・ピーナツ、令和ロマン、ジョックロック、20世紀、フースーヤが登場した。

イベント『クセひらパー』に登場したジョックロック(左から福本ユウショウ、ゆうじろー)(2月9日・枚方市内)
イベント『クセひらパー』に登場したジョックロック(左から福本ユウショウ、ゆうじろー)(2月9日・枚方市内)

イベントはネタとコーナーで構成されており、昨年の『M-1グランプリ』をきっかけに人気上昇中のジョックロックが漫才披露のためにステージへ。福本は約3800人が集まった会場の熱量に圧倒された様子を見せつつも、お馴染みのポーズで「俺がひらパー兄さんだー!」と高らかに宣言し、観客を沸かせた。

それを受け、ゆーじろーが「違いますよー。ひらパーおじさんじゃないですか」とツッコんだあと、「ありがたい・・・」としみじみした表情を見せていると、すかさず福本が「お前大分出身やからあんまり思い入れないやろ!」とやり返す場面も。

コーナーで大玉を運ぶことになったゆうじろー(2月9日・枚方市内)

イベント終盤には、大玉を野外ステージの最上部から転がし、観客の力を借りながら大玉を送っていき、最終的にはステージ上の芸人を狙う「ジャンボ玉よけ」というゲームを実施。玉を転がす役に任命されたゆうじろーは、緑色の大玉を抱えたまま上部まで階段で駆け上がっていき、周りの芸人からは「このままコレカになればいいのに」「グリンピースを運ぶアリみたい」などとヤジを飛ばされていた。

コーナーで大玉を運ぶことになったゆうじろー(2月9日・枚方市内)
企画で踊る福本ユウショウ(右)

またゲームは2回にわたっておこなわれ、そのたびゆうじろーは「(玉を)みんなに渡したい!」「みんなに触ってほしい!」とひたむきな姿を見せ、観客を和ませた。

『クセひらパー』はこの日、2部構成でおこなわれ、『M-1』を連覇した令和ロマンが登場した1部には約3800人が来場。1日では昨年超えとなる約6800人、イベントがおこなわれた2日間では動員数1万人を超え、大盛り上がりとなった。

取材・文/つちだ四郎

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