「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第8回・逆襲の『金々先生』

2025.2.19 18:30

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』第8回より。写真右から、『金々先生栄花夢』を読む重三郎(横浜流星)と義兄弟・次郎兵衛(中村蒼)(C)NHK

(写真3枚)

俳優・横浜流星が主演を務め、吉原の貸本屋から「江戸の出版王」に成り上がった蔦重こと蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)。「逆襲の『金々先生』」と題する第8回(2月23日放送)では、重三郎が手がけた、「瀬川」の名を載せた細見によって吉原に客が押し寄せるなか、瀬川の新たな客として盲目の大富豪・鳥山検校が現れる。

幼なじみの花魁・花の井(小芝風花)が、伝説の女郎の名跡「瀬川」を襲名した前回。重三郎(横浜流星)が作り上げた吉原細見(吉原の案内本)『籬(まがき)の花』は、瀬川の名を載せたことで評判を呼び、瀬川目当ての客によって、吉原も大盛況をみせる。

瀬川が捌ききれない客をほかの女郎たちが相手をする事態に、一喜一憂する重三郎。そんななか、瀬川のもとに盲目の大富豪・鳥山検校(市原隼人)が現れる。

一方、偽板の罪を償った鱗形屋の主人・孫兵衛(片岡愛之助)は、青本(青年向けの娯楽本)の新作『金々先生栄花夢』で再起をかけ、攻勢に出るのだが・・・。

本作は、文化の花開く天下泰平の世となった江戸を舞台に、喜多川歌麿や葛飾北斎といった数々の浮世絵師・作家の才能を見出し、世に送り出した稀代の出版人・蔦屋重三郎の波瀾万丈な生涯が描かれていく。放送は、NHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。

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