京都に「日本初上陸」の新ホテル、明治2年設立の小学校跡地に

2025.2.16 10:00

「カペラ京都」の外観イメージ(C)Kengo Kuma and Associates

(写真3枚)

京阪・祇園四条駅から徒歩約4分、京都市東山区の八坂通り付近に今年、ホテル「カペラ京都」が開業する。同ホテルは、シンガポールに本社を置く「カペラホテルグループ」のフラッグシップホテルとなり、今回が日本初進出となる。

同ホテルは、明治2年に地域の人々によって設立された「新道小学校」の跡地に建設される。周辺には「清水寺」や「八坂神社」などの名所に加え、京都五花街のひとつである宮川町の芸妓・舞妓が伝統伎芸を発表する「宮川町歌舞練場」がある。

「カペラ京都」の近隣MAP

4階建ての同ホテルには、スイートルームを含む約90の客室をはじめ、レストラン、宴会場、スパを完備、そしてホテルの内装デザインはシンガポール拠点のインテリアデザイン事務所が担当する。各客室は落ち着いた色合いと奥ゆかしい質感でまとめられ、京都花街の伝統文化を尊重した設えに。

「カペラ京都」の外観イメージ(C)Kengo Kuma and Associates

また「宮川町歌舞練場」も、同ホテルと共に今年新しく生まれ変わる。ホテルと地域施設を一体開発することで、地域の人々が守り続けてきた「街の記憶を継承」し、新道エリアと花街文化の発展を目指すという。

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