関西お笑い賞レース、史上初の松竹芸能が決勝へ「吉本はデカいぞ!」

2025.2.17 13:30

『第14回ytv漫才新人賞決定戦』の進出者7組(大阪市内・2月17日)

(写真5枚)

関西若手漫才師の頂点を決めるコンテスト『第14回ytv漫才新人賞決定戦』(読売テレビ)。2月17日に「読売テレビ本社」(大阪市中央区)にて会見がおこなわれ、芸歴4年目から10年目と幅広いファイナリスト7組が集った。同大会で、「松竹芸能」所属芸人が初となる決勝進出を果たしたのにも注目したい。

■ 「カベポスターが邪道であることを証明したい」

同大会決定戦進出経験があるフースーヤ

関西を拠点に活動する芸歴10年目以下の芸人が対象となり、過去に銀シャリ、霜降り明星、ダブルヒガシ、カベポスターといった今をときめく漫才師たちを輩出してきた同大会。前年の秋から3回にわけておこなわれる予選「事前ROUND」を上位2組で突破した6組にくわえ、敗者復活枠の1組が決勝に進出する。

決勝に勝ち進み会見に登場したのは、翠星チークダンス、マーティー、オーパスツー、マーメイド、フースーヤ、タチマチ、ぐろうの7組。なかでも2021年・2022年度に決定戦進出経験があるフースーヤ(田中ショータイム、谷口理)は会見中も終始ボケ続け、ほかの組がコメントしている際にガヤを入れたりとその場を盛り上げた。

史上初の松竹芸能から決勝進出を果たしたオーパスツー(大ちゃん、しんじょう)が出順を決める際、「こんなかで、一組だけ松竹。まじで吉本ぶっ潰すから…!」と声を震わせながらも決意表明すると、谷口が「吉本でっかいどぉ!いらんこと言うなよ〜!オーパスツーなんてぺしゃんこや!」とやり返す一幕も。

同大会で史上初の松竹芸能から決勝進出を果たしたオーパスツー

会見を盛り上げたフースーヤ。ショータイムは「ここではたくさんふざけて調子に乗っているように見えますが…」と前置きし、「漫才は真剣に頑張りたいと思いますので。ボケなしで!一生懸命やりたいと思います」と、意気込んだ。

続けて谷口は、「ここでバッ!と優勝したいなと思います。僕らが邪道じゃなく、カベポスターが邪道ということを証明したいと思います!」と2022年度王者のカベポスターをライバル視するようなコメントをし、周囲から「いける?無理ちゃう?」とツッコまれていた。

『第14回ytv漫才新人賞決定戦』の進出者7組(大阪市内・2月17日)

『第14回ytv漫才新人賞決定戦』は、3月2日の昼3時15分より読売テレビで放送されるほか、TVerで同時配信される。また特設スタジオに暫定ボックスが設けられ、そこでのやり取りも番組公式ティックトックにて配信される。

取材・文/つちだ四郎

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本