大阪で「印象派と浮世絵」に没入? 音×映像の新感覚アート展

2025.2.28 09:00

「【SCENE04】東洋と西洋」 東京会場の様子

(写真4枚)

絵画×映像の掛け合わせが楽しめる、没入型展覧会『Immersive Museum OSAKA 2025』が「堂島リバーフォーラム」(大阪市福島区)にて5月31日より開催される。

同展は、近年演劇やアート、エンターテインメントのジャンルでトレンドとなっている「Immersive=没入感」を体感できるアート展覧会だ。

第3弾のテーマは、「印象派と浮世絵」。印象派・ポスト印象派で知られるゴッホやモネ、さらに日本を代表する浮世絵作家・葛飾北斎や歌川広重らの作品が海を超えて西洋絵画に変革をもたらした影響に迫るコンテンツを紹介する。

「【SCENE02】ゴッホの浮世絵コレクション」東京会場の様子

特別な音響効果と壁面・床面全てに投影される映像を組み合わせて、広大な屋内空間に名画の世界を再現。高さ6m、約450平方メートルの巨大空間に、画家たちの視点で見た作品世界を映し出す演出になっている。

また、空間内は自由に歩き回ることができ、視覚を通した「鑑賞する」という行為を超え、音と映像により全身で名画の世界に入り込んだような感覚が味わえる。

アート内容は、活気溢れる江戸を描いた「熈代勝覧(きだいしょうらん)」を最新映像技術で動画化、そのほかゴッホの浮世絵コレクションや、ヨーロッパと江戸の街並みの対比を映し出すなど8シーンに分けられた構成に。情報が限られていた時代に繋がった日本の絵師たちとパリの画家の視点に没入することができる。

「【SCENE01】江戸の町」 東京会場の様子

『Immersive Museum OSAKA 2025 印象派と浮世絵〜ゴッホと北斎、モネと広重〜』は、「堂島リバーフォーラム」にて5月31日〜9月5日まで開催される。詳細は公式サイトにて。

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