『ばけばけ』追加キャスト、20数年ぶり朝ドラ出演の池脇千鶴ら

15時間前

(左から)岡部たかし、池脇千鶴、小日向文世 (C)NHK

(写真3枚)

髙石あかりがヒロインをつとめる2025年度後期放送予定の連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK総合ほか)。追加キャストとして、岡部たかし、池脇千鶴、小日向文世の出演が発表された。

小説家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻、小泉セツをモデルに再構成した同作。明治時代、松江の没落士族の娘に生まれたヒロイン・松野トキ(髙石あかり)が、日本の怪談に興味を持つ異国人と巡りあい、やがて心を通じ合わせていく物語だ。

連続テレビ小説『ばけばけ』のヘブン役の発表記者会見に出席したトミー・バストウ、髙石あかり(11月27日・NHK大阪放送局)

今回新たに発表された出演者は、不器用ながらも家族のため奮闘する父・松野司之介役の岡部たかし、トキを優しく見守るしっかり者の母・松野フミ役の池脇千鶴、幕末を生き抜き明治になっても剣の稽古を続ける祖父・松野勘右衛門役の小日向文世の3人。

朝ドラへの出演は今作で6作目となり、大阪局制作の作品としては『ブギウギ』に次いで2作目となる岡部。「なじみのスタッフさんや呑処のみなさんに『おかえり!』と声をかけていただき感動しました」と語り、「演じる司之介は誇り高きかっこいい男でありますが、時代の変化にあってその生き方は『ちゃんとせんかいっ!』と言いたくもなります。そんな司之介の葛藤やぐちゃぐちゃしたものをみなさまに楽しんでもらえるよう精進します」と意気込んだ。

また、2001年度後期放送の『ほんまもん』以来2度目の朝ドラ出演となる池脇は、「20数年ぶりの朝ドラ。体力がもつのか心配です(笑)。テレビの前のみなさんも、毎朝楽しみに観ていただけるよう精いっぱいフミを生きようと思います」とコメント。

さらに、2015年度前期放送の『まれ』以来約10年ぶりの朝ドラとなる小日向は、「年号が明治に変わっても武士の魂を忘れず髷(まげ)を結い続け、主人公トキの祖父としてトキを可愛がり、幸せを願う松野勘右衛門という役に改めて愛着を感じています。『ばけばけ』の撮影が今からとても楽しみです」と期待を寄せた。

NHK連続テレビ小説『ばけばけ』ヒロイン発表会見に登場した髙石あかり(10月29日・NHK大阪放送局)

同作の脚本は『バイプレイヤーズ』、『きょうの猫村さん』(ともにテレビ東京系)、『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』(NHK総合)などで知られるふじきみつ彦氏が担当。放送は、2025年秋を予定。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本