「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第10回・『青楼美人』の見る夢は

2025.3.5 20:00

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』第10回より。次郎兵衛(中村蒼)と重三郎(横浜流星) (C)NHK

(写真4枚)

俳優・横浜流星が主演を務め、吉原の貸本屋から「江戸の出版王」に成り上がった蔦重こと蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)。「『青楼美人』の見る夢は」と題する第10回(3月9日放送)では、瀬川の身請けが決まり落ち込む重三郎が、吉原の親父たちから錦絵の制作を依頼され、市中へ調査に出る。

幼なじみの花魁・瀬川(小芝風花)が、盲目の大富豪・鳥山検校(市原隼人)による身請けを正式に受け入れた前回。落ち込む重三郎(横浜流星)であったが、瀬川最後の花魁道中(花魁が客を迎えに行き、一緒に女郎屋に向かう行列)に合わせて出す、 錦絵の制作を吉原の親父達に依頼される。調査に出た蔦重は、自分の本が市中の本屋から取り扱い禁止になり、 捨てられていることを知る。

一方、江戸城では、老中・田沼意次(渡辺謙)が江戸幕府将軍・徳川家治(眞島秀和)から、田安家賢丸(寺田心)の妹・種姫(小田愛結)を自分の娘にして、将来は家治の長男・家基(奥智哉)と夫婦にする計画を告げられる。発言の裏には家基のある考えがあって・・・。

本作は、文化の花開く天下泰平の世となった江戸を舞台に、喜多川歌麿や葛飾北斎といった数々の浮世絵師・作家の才能を見出し、世に送り出した稀代の出版人・蔦屋重三郎の波瀾万丈な生涯が描かれていく。放送は、NHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。

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