サウジが大阪難波にやってきた!「万博」では2番目に大きなパビリオン[PR]

19時間前

サウジアラビアから輸送されたインテリアで、リラックス

(写真12枚)

「大阪・関西万博」開幕が近づくなか、サウジアラビア・パビリオンを盛り上げるイベント『サウジ・ツアーズ・ジャパン』が、2月15日・16日に大阪「なんば広場」(大阪市中央区)からスタートした。

大阪難波駅前のなんば広場がサウジアラビア仕様に

当日は、コーヒーやフードの無料配布のほか、文化体験コーナーなど、サウジアラビアを身近に感じられるコンテンツが多数登場し、本場の空気を味わおうと集まった多くの人でにぎわった。

サウジコーヒーの試飲が人気

さまざまなコンテンツの中で、常に行列ができていたのは、サウジコーヒーとデーツが味わえるコーナー。サウジアラビアからきたスタッフたちが、独特な形のポットで次々にコップに注いでサーブしていく。普段日本で飲むコーヒーと味も香りも全く異なることに、飲んだ人たちが驚く様子が見られた。

サウジコーヒーとデーツを味わってみたい、と長い行列が。めずらしいコーヒーにみんな興味津々

このサウジアラビアのコーヒーについてスタッフにたずねると、くだいたコーヒー豆とカルダモンなどの数種類のスパイスを煮込んでつくられているとのこと。地域によって使うスパイスが異なるそうで、今回会場では5つの地域のコーヒーが用意されていた。

コーヒーにもデーツにも違いがあり、比べてみるのも楽しい
コーヒーにはデーツ、がサウジアラビアの定番

味は、浅煎りのコーヒー豆を使用しているのでフルーツ感があり、スパイスが複雑に香る。見た目もミルクティーのように濁っていて独特だ。コーヒーと一緒にいただくのはデーツ。このセットはサウジアラビアではおもてなしの定番なのだそう。

また、サウジアラビアの民族衣装を着て「マジリス」という伝統的な客人をもてなす空間で記念撮影ができるコーナーでは、男性は白いロングシャツのような「トーブ」を着て上にガウンのようなものを羽織り、頭には赤と白のチェックの布を着用。

伝統衣装を着用し、マジリスで記念撮影

女性はカラフルな刺繍が施されたワンピースにスカーフという華やかなスタイルが体験できるとあって来場者から人気に。衣装を体験した男性は、「サウジアラビアの民族衣装を着たのは初めてで楽しい」と、普段手を通すことのない衣装での写真撮影を満喫していた。

サウジアラビアから来たスタッフが着用方法を教えてくれる

そして、ステージではアラブ音楽の代表的な弦楽器「ウード」と、日本の雅楽の楽器「笙」によるコラボレーションによる演奏も披露され、イベントを知らずに通りがかった人たちも異国の雰囲気に足を止めていた。

アラブ音楽の代表的な弦楽器「ウード」と、日本の雅楽の楽器「笙」

◆2025年「大阪・関西万博」の次は、2030年にサウジアラビアの首都リヤドで「万博」開催

4月13日からはじまる「大阪・関西万博」に、サウジアラビアは会場内で2番目に大きいパビリオンを準備している。パビリオン内の路地を歩いて複数の建物をめぐり、ファッション、ダンス、音楽などを含むサウジアラビアの豊かな文化と歴史に触れられる内容だ。

なお、2030年には、サウジアラビアの首都リヤドで次の万博の開催が決定しており、今回の「大阪・関西万博」にも力が入っている。期間中は700を超えるライブパフォーマンスがおこなわれるほか、レストランでの食事やお土産屋でのショッピングも可能に。

サウジアラビア料理にはスパイスがふんだんに使用される

次は「大阪・関西万博」期間中「サウジアラビア・パビリオン」での、サウジアラビアにいるような体験と、サウジアラビアの人たちとの交流を楽しみにしよう。

取材・文・写真/太田浩子
提供/サウジアラビア王国

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