万博まで待てない!神戸でひと足早くサウジアラビアパビリオンの魅力を体験[PR]

6時間前

日本全国を回る『サウジ・ツアーズ・ジャパン』が神戸に

(写真13枚)

サウジアラビアの文化に親しむイベント『サウジ・ツアーズ・ジャパン』が、2月22日と23日に、「神戸メリケンパーク」(神戸市中央区)で開催された。空気は冷たいものの、青空が広がった会場で、多くの来場者が異国の文化を楽しんだ。

来場したファミリーもサウジアラビアのインテリアで記念撮影

4月に開幕する「大阪・関西万博」の会場内で2番目に大きなサウジアラビア・パビリオンでは、路地を歩いて複数の建物をめぐり、ファッション、ダンス、音楽などを含むサウジアラビアの豊かな文化と歴史に触れられる没入感のある展示がされる予定。

期間中はパビリオン内で、700を超えるライブパフォーマンスがおこなわれるほか、レストランでの食事やお土産屋でのショッピングも楽しめるとあって、規模と内容に期待がかかる。

◆ 神戸っ子が「サウジアラビア流おもてなし」を体験

民族衣装体験には長蛇の列

今回のイベントは、そんなサウジアラビアに親しんでもらう目的で開催。会場内の体験はすべて無料で、サウジアラビア流のおもてなしや文化が紹介された。

サウジコーヒーが無料で配られた

たとえば地域によって作り方と入れるスパイスが異なるサウジコーヒーは、5種類を用意。浅煎りのコーヒー豆をくだいて、カルダモンなどのスパイスとともに長時間煮込んで作られ、通常私たちが飲むコーヒーとは全く別物だ。

特徴的なポットがムードを高める

また、サウジアラビアのもてなしの定番だというデーツ(ナツメヤシの果実)4種類も、コーヒーとともに振る舞われた。日本でもスーパーフードとして人気があるデーツは、サウジアラビアが世界有数の生産国で、品種は300種類以上あるという。

コーヒーとデーツ、焼き菓子をいただきます

阪神間から訪れたという夫婦は、「サウジアラビアコーヒーに興味があったので来ました。スパイスが好きなので、美味しいです。コーヒーというより、紅茶っぽいですね」とふたりでコーヒーを飲み比べながら、サウジアラビア流のもてなしを満喫した様子。

サウジアラビアの民族衣装を着て記念撮影ができるコーナーを体験した別の夫婦は「駅でイベントの広告を見て、こういう異国の世界観が好きなので絶対行ってみようって。黒がいいなと思って、衣装を選んだのですが、いい感じで、最高です。万博の会場も行ってみたい」と笑顔で話した。

来場者はサウジアラビアの文化に興味津々

◆意外とあった!日本とサウジアラビアの共通点

また、会場内には「サウジと日本の文化比較」の展示コーナーも。サウジアラビアも日本と同じく、主食がお米であることや、乾燥させることで自然の甘さと柔らかさを引き出す「干し柿」がデーツに似ていること、アラブ音楽の伝統的な「ウード」と三味線の共通点などが紹介され、多くの人が「意外と身近なサウジの文化」に興味を示していた。

いよいよ4月13日に開幕する「大阪・関西万博」。サウジアラビアパビリオンを訪れて、さらに日本とサウジアラビアの共通点を探してみては?

取材・文・写真/太田浩子
提供/サウジアラビア王国

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