新・阪神競馬場に「宮っ子ラーメン」、30年愛される味に人だかり

2時間前

2階の東フードコートに出店した「宮っ子ラーメン」

(写真5枚)

2023年秋からの工事を完了し、3月1日にリニューアルオープンしたJRA「阪神競馬場」(兵庫県宝塚市)。新設されたフードコートに、西宮で30年余り愛されている「宮っ子ラーメン」が入店し、初日から賑わいをみせた。

今回のリニューアルでは、指定席の改装に加えて、グループソファやプライバシーに配慮した全10席のシングルブース、プライベートシートを新設するなど、観戦スペースが生まれ変わった。また飲食店が入れ替わり制の「グルメストリート」をはじめ、場内各所にグルメエリアを拡充。幅広いスタイルのグルメが楽しめる。

「宮っ子ラーメン」(1000円)
中細ストレート麵にたくさんのネギとスープが絡み合う

リニューアル後、新たに出店した飲食店は4店舗。そのうちの1つである「宮っ子ラーメン」は1993年創業したラーメン屋で、本店は同競馬場から車で10分以内の場所に位置している。豚骨醤油のスープに中細ストレート麵、自家製チャーシュー、国産ネギがたっぷりと入った「宮っ子ラーメン」が看板メニューで、学生や近隣住民のほか、遠方からの客もおり、30年余り愛され続けている。

今回のお店は「宮っ子ラーメン EXPRESS」とし、2階に新設された着席型の「東フードコート」に出店。来店客のニーズに合わせてスープを少し変えたといい、豚骨醤油のスープのベースを軸に起きつつ、本店と比べると少しすっきりとした風味になりつつも、コクは健在だ。

新設された東フードコート内に

定番の「宮っ子ラーメン」(1000円)のほか、国産豚を使った自家製チャーシューが8枚のった「チャーシューメン」(1200円)もスタンバイ。そのほか、サイドメニューには同店限定の「豚角煮丼」(600円)やから揚げ(3個入・550円)、アルコール類も揃えている。

「宮っ子ラーメン」の調理長である大森一寛さんは、「今後はトッピングを増やして行ったり、期間限定のメニューもやっていきます。リニューアルして家族連れで来られる方も多いと思うので、毎回新鮮な気持ちで楽しんでいただけたら」とコメント。

豚角煮丼(600円)は同店限定メニュー

初日には「えっ、宮っ子ラーメンあるやん!」と驚く客もおり、オープン直後からラーメンをすする人の姿も。お昼時には行列をつくっていた。

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