フースーヤがytv漫才新人賞で優勝、「出たくない」挫折乗り越え

18時間前

お笑いコンビ・フースーヤ(田中ショータイム・谷口理)

(写真7枚)

関西若手漫才師の登竜門『第14回ytv漫才新人賞決定戦』(読売テレビ)が3月2日に放送され、芸歴9年目のお笑いコンビ・フースーヤ(田中ショータイム・谷口理)が王者に。同大会決勝には今回で3度目の出場となり、悲願の優勝となった。

関西を拠点に活動する芸歴10年目以下の芸人が対象となり、過去に銀シャリ、霜降り明星、ダブルヒガシ、カベポスターといった、今をときめく漫才師たちを輩出してきた同大会。決勝に勝ち進み会見に登場したのは、翠星チークダンス、マーティー、オーパスツー、マーメイド、フースーヤ、タチマチ、ぐろうの7組。

ネタ中の2人(c)ytv
ネタ中の2人(c)ytv

なかでも2021年・2022年度に決定戦進出経験があるフースーヤは、1度目のネタで最高得点を叩き出し、勢いそのままに優勝。昨年5月の『NHK上方漫才コンテスト』に続き、お笑い賞レースを制した。

田中は「ずっと漫才じゃないって言われ続けてきたんですけど、これで自分らのやってきたことが証明できたんで。やりたいことを真っ直ぐやっておけば結果はついてくるんじゃないかと思いました」と力強く語った。初のお笑い賞レース審査員を務めた粗品は「ちゃんとウケてたんで文句ないですし、また仕事できるの楽しみにしてるわ」と称賛した。

優勝後の会見で笑顔をみせる2人

優勝後の会見では、同大会を振りかえる一幕も。田中は「ブラマヨの吉田さんが審査員のときにとんでもないコメントを言われて、1回かなり落ち込んで。僕はもうytv出たくないっていうくらいに」と明かし、「復讐、果たしたったぞ!アー!」と雄叫びを挙げた。

「そもそも賞レースに勝てるタイプじゃなかった」と過去にコメントしていた2人。谷口は「僕らのやってることはずっと変わらないので。露出が増えてきて、みなさんもちょっとずつ見方が分かってくれたのかなというのが、もしかしたらあるのかも」。今年「在阪宣言」をした2人だが、「いつかは東京に出て」(谷口)「全国で、韓国が好きなので韓国でも漫才ができるような大きな芸人になりたい」(田中)と展望を語った。

『第14回ytv漫才新人賞決定戦』は現在、TVerにて配信中。

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