阪神の名物催事「質流れ大バザール」開幕、3〜10万円売場が人気

2025.3.11 12:30

会場には全国の質屋が集まる

(写真8枚)

全国の質流れ品が集まる『第41回 阪神の質流れ品大バザール』が、「阪神梅田本店」(大阪市北区)で3月11日よりスタートした。過去には初日売上げ4億円を超えた名物催事、今年は同百貨店の上階「大阪ツインタワーズ・サウス」の11階にて開催される。

全国から約20店の質屋が参加し、ジュエリーや腕時計、バッグなど約15万点のアイテムが一挙に集まる同催事。新品同様のブランドアイテムが一般流通価格の3~5割引で購入できる名物催事ということもあり、会場には雨天にも関わらず多くの人々が集い、オープンと同時に賑わいを見せていた。  

会場にはオープン前から行列が(3月11日・阪神梅田本店)
会場にはオープン前から行列が(3月11日・阪神梅田本店)

同催事には『ルイ・ヴィトン』や『ハリーウィンストン』、『フェンディ』をはじめとし、約50の人気ブランドのアイテムが集結。なかには愛好家が見ればわかる希少な商品もあり、掘り出し物を探しにくる来場者も少なくないとか。初日の最高価格アイテムは東京・浅草の「藤野質店」が販売するパライバトルマリンのネックレスで、価格はなんと2300万円。

この日最高価格のパライバトルマリンのネックレス(2300万円)
この日最高価格のパライバトルマリンのネックレス(2300万円)

その一方で、3万〜10万円と比較的安価なアイテムが約1万5000点以上揃う「特別提供品」コーナーも。こちらは商品を気軽に手に取って確認できるところが魅力で、毎年入場規制が設けられることもあるほどの人気を誇る。

比較的安価でアイテムが手に入る「特別提供品」コーナー
比較的安価でアイテムが手に入る「特別提供品」コーナー

催事を担当する小田匠一郎さんは「最近は世の中の流れなのか、ウォッチが人気を博している印象です」とコメント。さらに、さっそく盛況な様子の特別提供品コーナーについて「ブランドものということで高額を予想される方も多いと思うのですが、こちらは比較的手に届きやすい価格に設定しています。なおかつ最近のものも多いので、ファッションに合わせてバッグを変えるように気軽にお買い求めいただけるのが醍醐味だと思います」と楽しみ方を教えてくれた。

特別提供品コーナーでは、商品を手に取ることができる
特別提供品コーナーでは、商品を手に取ることができる

商品は全て現品限り。期間は3月16日まで、営業時間は朝10時~夜7時(最終日は夕方5時まで)。会場は同百貨店が入るビル「大阪ツインタワーズ・サウス」の11階フロアで、百貨店内のエスカレーターやエレベーターからアクセスできる。

取材・文・写真/つちだ四郎

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