カベポスター浜田・初主演の芝居でラップに挑戦、観客どよめく

2025.3.11 23:05

『おもちゃのはまじゅん』には、シゲカズです、守谷日和、滝音、紅しょうが・熊元プロレス、シモリュウ・シモタ、令和喜多みな実・河野、ツートライブ・たかのり、20世紀・しげ、スナフキンズ 松永、カベポスター・浜田、フースーヤ・田中ショータイム、島田珠代が出演(3月11日・大阪市内)

(写真10枚)

大阪の若手劇場「よしもと漫才劇場(通称:マンゲキ)」(大阪市中央区)では、過去の人気企画を復活させるプロジェクトを実施中。3月11日の公演では「お笑い」に特化した劇団「イロモンスター」が約2年ぶりに復活し、カベポスター・浜田や島田珠代といった人気芸人たちが会場を笑いに包んだ。

■ 歌やトーク、ハプニングも生まれた90分

3月11日におこなわれた劇団「イロモンスター」より
3月11日におこなわれた、お芝居公演『おもちゃのはまじゅん』より

開館から10周年を迎えた同劇場では、昨年より過去の人気企画ライブを復活させるプロジェクト「マンゲキ10周年Premium Live」をおこなっている。

3月11日におこなわれた劇団「イロモンスター」より
3月11日におこなわれた、お芝居公演『おもちゃのはまじゅん』より

今回は、さまざまな企画やイベントを生み出してきたピン芸人・シゲカズですが主催する「お笑い」に特化した劇団「イロモンスター」が復活。2年ぶりとなる新作公演では、カベポスターのツッコミ・浜田順平(愛称:はまじゅん)を主役に据え、子どもたちに遊ばれる「おもちゃ」たちの悲喜こもごもを描く。

3月11日におこなわれた、お芝居公演『おもちゃのはまじゅん』より

吉本新喜劇の島田珠代や紅しょうがの熊元プロレスをはじめとする個性的なメンバーによるパワフルな芝居だけでなく、歌ありコーナーありトークあり、さらには思わぬハプニングや暴露、客降りまで繰り出される盛りだくさんな90分となった。

■ 演技の仕事は「実は好きやなって」(浜田)

3月11日におこなわれた、お芝居公演『おもちゃのはまじゅん』より

脚本を手がけたシゲカズですいわく、今回のストーリーは「いろいろやらされたり、言ったことを忠実にやってくれるみんなのおもちゃみたいな存在」だという浜田のイメージから着想を得たという。

今作でも劇中でラップに初挑戦し、会場をどよめかせた浜田。公演後の囲み取材では「いざお客さんの前に立つとうまいことできなくて」と反省を語り、今後ラップ関連の仕事に挑戦したいかと聞かれると「できれば…したくないです。でも楽しかったです、思ったより。また挑戦する機会があれば」と複雑な表情を浮かべていた。

一方で、演技については「演技の仕事は、実は好きやなって気付きました。このメンバーでの練習がおもろいんでやってるところもあります」と前向きな様子を見せた。

3月11日におこなわれた劇団「イロモンスター」より
3月11日におこなわれた、お芝居公演『おもちゃのはまじゅん』より

また、劇中では珠代が大暴れし、観客のみならず出演芸人たちも笑いで沸かせる場面もあった。共演を受けて普段あまり接点のない若手芸人への印象を聞かれると、「やっぱ、シモちゃんって面白いなって思いましたね」とシモリュウ・シモタを評価。

3月11日におこなわれた劇団「イロモンスター」より
3月11日におこなわれた、お芝居公演『おもちゃのはまじゅん』より

さらに「嬉しいですよね、こうやって入れてもらえるのは。やっぱりちゃいますもんね、新喜劇の雰囲気は。新喜劇はロサンゼルスだけど、こっちはニューヨークみたいな」とマンゲキへの印象を語り、「そんな両方オシャレかな?」とツッコまれていた。

「シゲカズですpresents劇団イロモンスターお芝居公演『おもちゃのはまじゅん』」のオンライン配信は、3月18日昼12時まで購入可能(視聴期限は同日夜11時59分まで)。料金は2000円、よしもとのライブ配信サービス「FANY Online Ticket」にて。

取材・文/つちだ四郎

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