アジア初上陸「タイムアウトマーケット」梅田に、約８００席…全貌公開

2025.3.17 12:00

全体がバーのような雰囲気、照明を落とした店内

(写真15枚)

現在世界１０都市に展開している、フード＆カルチャーマーケット「タイムアウトマーケット大阪」が３月２１日、商業施設「グラングリーン大阪」（大阪市北区）内に開業する。今回がアジア初進出となり、国内のみならず海外からも注目が集まっている同スポット、その全貌が公開された。

２０１４年にポルトガル・リスボンでのオープンを皮切りに、ヨーロッパを中心に世界１０カ所にてフードマーケットを展開してきた同ブランド。落ち着いたトーンの照明でバーのような雰囲気がある店内は、総面積約３０００平方メートル、席数は約８００と、広大なスペースが確保されている。

ずらりと並ぶ長テーブルが特徴

座席はハイテーブルとチェアの同ブランドの海外らしさを感じる雰囲気のものをはじめ、１人で利用しやすいカウンター席、枯山水をイメージしたユニークな形の大型テーブルなど、個性豊かなインテリアが特徴。また、各店舗にもカウンター席が設けられており、利用するシーンや食べる料理などに応じて使い分けができそうだ。

ユニークな形の大テーブル
インテリアには木材が多く使用されているのが、日本ならではなのだそう

■ 関西の名シェフによる１７店が一堂に

「ピッツァ タイムワープ ミラチェルバ」の「沖縄黒糖と黒豚のピッツァ」（3080円）

店内で楽しめるのは、大阪の人気カレー店「渡邉カリー」や北新地のイタリア料理店「ラチェルバ」の藤田政昭シェフによる新業態「ピッツァ タイムワープ ミラチェルバ」、京都の老舗甘味処「ぎおん徳屋」、奈良発の和牛専門の肉割烹「#肉といえば松田」など、１７店。どの店も関西トップクラスのシェフたちが手がけており、通常のフードホールでは出合うことができない豪華すぎるラインアップを誇る。

「Seiichiro, NISHIZONO」の「和束抹茶パフェ」（2800円）

出店する店舗について同社の広報担当者は、「タイムアウトは『地元との繋がりを大切にする』というコンセプトを大切にしていて、出店する場所でトップクラスのシェフに出店していただいています。大阪でも地元・関西の人たちはもちろん、国内外から大阪を訪れる観光客も存分に楽しんでいただけるラインアップなので、ぜひ多くの方に楽しんでもらえたらうれしいです」と話す。

同スポット内に2カ所ある「タイムアウトバー」

名シェフたちによる料理と一緒に楽しめるのは、店内に２箇所設けられた「タイムアウトバー」で提供される約１００種類のドリンク。ビールやカクテル、国産ウイスキーやクラフトジンをはじめ、紅生姜入りの「大阪レモンサワー」や「浪速ストリーム」などの大阪らしさを表現した限定のシグネチャーカクテルも用意されている。営業時間は１１時〜２３時。場所は「グラングリーン大阪南館」地下１階。

「タイムアウトバー」の「大阪レモンサワー」（770円）

【ラインアップ】「ｋｕｓｈｉａｇｅ００１ ｐｒｏｄｕｃｅｄ ｂｙ ｋｕｓｈｉａｇｅ０１０」「コアラ食堂」「ＪＵＬＩＡＮ▽ＳＵＣＲＥ▽ＡＣＩＤ」（※三角はハート）「Ｓｅｉｉｃｈｉｒｏ，ＮＩＳＨＩＺＯＮＯ」「ＣＲＩＴＴＥＥＳ ＢＵＲＧＥＲ」「座銀 ＺＡＧＩＮ ＤＩＶｅＲＳＩＴＹ」「霸王樹タケリア」「あやむ屋」「ピッツァ タイムワープ ミラチェルバ」「情熱うどん讃州」「魏飯焼味」「喜多郎寿し」「渡邊咖喱」「＃肉といえば松田」「韓国食堂入ル」「メルコーヒーロースターズ」「ぎおん徳屋」

取材・文・写真／野村真帆

  • LINE
  • リンクをコピー

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本