板垣李光人、京都で「トーマス愛」爆発…意外な過去も明かす

22時間前

俳優・板垣李光人。幼少期に撮影した「あかはなのジェームス」との写真とともに(3月17日・京都市内)

(写真8枚)

『きかんしゃトーマス』の原作出版80周年を記念した『きかんしゃトーマスの世界展〜はたらく機関車たちのおはなし〜』が、「京都鉄道博物館」(京都市下京区)で開催中。3月17日、同展の応援サポーターとして俳優の板垣李光人(りひと)が会場に登場した。

■ 「胸を張って言えることでは…」小学校時の思い出明かす

機関車の模型を使って制作されたイギリスの子供向けアニメーション『きかんしゃトーマス』。同展では、原作の絵本原画や撮影に使用された「トーマス」の顔のパーツ、作品の舞台「ソドー島」のジオラマなど貴重な資料を展示。原作絵本からアニメーション、3DCGから2DCGへの変遷など、同作の世界観が体感できる内容となっている。

「なぜレディーが好きか?」の質問には、「『レディー』はシャープでクラシカル。ボルドーとゴールドの配色ですごくエレガントで、ほかのキャラクターにないデザイン」と回答

当日、板垣は自身の推しキャラクターである「レディー」をイメージしたボルドーのパンツを主役にクラシカルなコーディネートで登場。冒頭で幼少期から同作を見て育ったことに触れ、「トーマスのパネルを背にして今お話しできていることが、小さいころの僕から考えると夢のよう」と「推し」と一緒にする仕事に感激する様子を見せた。

「『トーマスランド』で『レディー』の乗り物に何回も乗った思い出もある」と幼少期を思い返す一幕も

同作の思い出について聞かれると、板垣は「あかはなのジェームス」と撮影した幼少期の写真パネルを提示し「『富士急ハイランド』にある『トーマスランド』の迷路で撮った1枚」と説明。「小さいころにはしょっちゅう行っていた。あまり胸を張って言えることではないんですが、小学校を休んで行ったことがあるくらい好きだった」と明かし、会場の笑いを誘った。

「ソドー島のジオラマ」では板垣による音声ガイドが聞ける。「収録中は実感がなかったけれど、実際にジオラマと自分の声が重なっているのを見ると、不思議な感覚ですね」

一足先に同展を観覧した板垣は、自身がとくにじっくり見たいと思った展示物として「撮影用モデル」を挙げ、「実際に動かして撮影していた時代のモデルをリアルの模型としてこれだけ間近に見れる機会はなかなかないと思う。『トーマス』といえば豊かな表情が魅力ですが、その1つひとつを人が手で掘っている。2Dアニメとはまた違う温かみが感じられました」と力説した。

俳優として活躍するほか個展を開くなどアーティストとしての一面も持つ板垣。同展では、今回のために描き下ろした作品を展示している。作品に込めた想いについて「『きかんしゃトーマス』は、絆が大切な作品。言葉を交わさずとも目線でつながりを表現したかった」とし、正方形のキャンバスでは「トーマス」と「レディー」が目を合わせて微笑み合う様子が描かれている。

「トーマス」と「レディー」がトランプのように配置されている理由については「レディーのキャラクター性的に、横並びというよりちょっと不思議な感じに仕上げたかった」と語る

最後に「トーマスを全く知らない人は、なかなか少ないと思う。それだけ世界中で多くの人に愛されてきた作品。ぜひじっくり何時間もかけて見てほしいし、自分も見たいです」と同展をアピールし、トークを締め括った。

プレスイベントでは、3DCG時代の「トーマス」と現在の2DCGの「トーマス」に囲まれて撮影に応じるシーンも

『きかんしゃトーマスの世界展〜はたらく機関車たちのおはなし〜』は、3月15日から5月6日まで。開館時間は、10時から17時まで(最終入場は16時30分)。入館料は一般当日券1500円ほか(同展の別途追加料金はなし)。毎週水曜日は休館日(3月26日、4月2日、30日は開館)。

© 2025 Gullane (Thomas) Limited. 

取材・文・写真/宮口佑香

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