うめきたエリアに新施設誕生、日常使い意識した飲食店集まる

2025.3.19 18:30

3月21日に開業する新施設「うめきたグリーンプレイス」(3月19日・大阪市内)

(写真9枚)

「グラングリーン大阪」「JPタワー大阪(KITTE大阪)」「イノゲート大阪(バルチカ03)」など、ここ数年で急速に開発が進んでいるうめきたエリア。3月21日、同エリアに新たな施設「うめきたグリーンプレイス」(大阪市北区)が開業する。

うめきた公園に面した3階建て施設

今回新たに開業する都市型ショッピングセンター「うめきたグリーンプレイス」は地上3階建てと比較的コンパクトな施設となっており、「モスバーガー」「ミスタードーナツ」「吉野家」「ケンタッキーフライドチキン」「丸亀製麺」の5店舗が入ったフードコート、カフェやレストランといった飲食店を中心に構成される。

ファストフードショップ5店舗が集まるフードコート(3月19日・大阪市内)

「JR大阪駅」直結という利便性の高い立地ながら「うめきた公園」にも隣接する緑豊かなロケーションが自慢の同施設。公園や梅田の街を眺められるよう全席を窓側に配置したレストラン「oyster&italian skai」や、おすすめのスイーツをセレクトした「うめきたピクニック」(1080円)を販売するパティスリー「ル ピノー」など、同エリアならではの店づくりや商品に力を入れるお店が揃う。

レストラン「oyster&italian skai」。全席から外の景色を眺められるレイアウトとなっている(3月19日・大阪市内)
「スターバックス」もうめきた公園を眺めることができる、ゆったりとした座席構成に(3月19日・大阪市内)

開業に先駆けおこなわれた内覧会では、JR西日本大阪開発株式会社うめきた事業本部 運営部長兼開発推進部次長の芦田直也氏が登壇。施設内に入る店舗について、「公園の隣にある施設なので、家族連れやカップル、友だち同士で日常的に使いやすい施設になってほしいという思いから、あえて高い値段ではなくより多くの方に利用いただけるお店に入っていただきました」と説明。

JR西日本大阪開発株式会社うめきた事業本部 運営部長兼開発推進部次長の芦田直也氏(3月19日・大阪市内)

さらに「空間づくりや料理の質、ホスピタリティにおいて支持されているお店」も意識したといい、ホットストーンを使って好みの焼き加減に仕上げる塊肉ステーキなどが楽しめる「サクレフルール 〜makibi〜」をはじめ、デートや女子会利用にも重宝しそうなお店も抑えている。

「サクレフルール 〜makibi〜」では自分で焼き加減を調節できるステーキなどを提供(3月19日・大阪市内)

施設を舞台にしたXRアート作品も

館内では、JR大阪駅西側エリアを舞台にしたアートプロジェクト『WARP(WEST ART PROJECT)』の第2弾も展開中。国内外で活躍する映像作家やアーティスト4名の作品を、グラフィックアートや現実世界と仮想世界を融合させた「XR」で表現している。

同じく「WARP」のひとつ、XR作品『MAGIC HOUR』。スマートフォンのアプリを使用することで楽しめる(3月19日・大阪市内)

XR作品は同館の1~3階と同駅うめきた地下口の改札内の4カ所に設置されており、スマートフォンアプリ『STYLY』を使用することでアートの世界に没入することができる。

「うめきた公園」や「グラングリーン大阪」に囲まれ、商業施設「ルクアイーレ」にアクセスできる歩行者デッキも開通した同施設。周辺施設や駅との連携によって、ますます盛り上がりを見せそうだ。営業時間は各店舗により異なる。

取材・文・写真/つちだ四郎

「うめきたグリーンプレイス」

2025年3月21日(金)開業

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