板垣李光人「頭を使わず心だけを動かして」…主演ドラマへの思い

2025.3.28 16:15

俳優・板垣李光人(3月28日・大阪市内)

(写真6枚)

俳優・板垣李光人と中島裕翔(Hey!Say!JUMP)がW主演をつとめるドラマ『秘密〜THE TOP SECRET〜』(カンテレ・フジテレビ系)。最終章の放送を目前に、主演の2人が来阪。板垣が主演ドラマへの思い、共演する中島への思いを明かした。

科学警察研究所の法医第九研究室、通称「第九」を舞台に、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、解決不可能とされていた事件の真相を解き明かしていくヒューマンサスペンス。第10話(3月31日放送)では第九の室長・薪(板垣)しか知らない過去の秘密とともに、新米捜査員・青木(中島裕翔)の姉夫婦が殺された真の理由に迫る。

作中でバディと組む、23歳の板垣(左)と31歳の中島。「裕翔さん」「李光人」と呼び合い、会見中は終始仲睦まじい様子を見せていた。(3月28日・大阪市内)

板垣は自身が演じる薪について、「薪って大体1話に1回泣いてるんじゃないかなってくらい泣くシーンが多くて(笑)」と明かしつつ、「台本に書いてあるから気持ち作って泣きます、じゃなくて、自然とちゃんと(中島演じる)鈴木とか青木を思い浮かべて泣けるっていう。これって芝居をするうえでは、幸せなことだなって。そういう風になれるくらい裕翔さんからいただくものもたくさんあって、その瞬間に(バディで良かったなって)特に思いましたね」と、コメント。

続けて、「1話から最終回まで、薪のなかで大切に生き続ける鈴木、それを感じさせるような青木も演じてくださったからこそ、本当に最終話は・・・」と中島に目を向け、「最終話はお互いに感情し合ったシーンがあるので、そこが答えといいますか。この関係じゃないとできないね、っていうところがあって」と相づちを打つ中島。

主演という立場について板垣は、「本当に貴重な経験をさせていただけましたし、バディである裕翔さんやスタッフさん、素敵すぎる方に囲まれて主演として作品を作ることができたので、尊い時間だったなと」と振りかえる。

役作りについては、「この薪という役との出合いも運命を感じまして。今まで家に帰ってまで役を引きずるということがあまりなかったんですけど、今回に関しては撮影期間の3カ月を通して、薪と向き合ってる感覚があったので。役者としてもすごく貴重な経験をさせていただいたなという感じです」。

続けて、「本当に頭を使わずに心だけを動かしてできるということが、ありがたかったです」とバディである中島への思いを明かした。

最終章の見どころについては、「9話でまた一つの動きがあったところからノンストップで・・・表現として適切か分からないんですけど、みんなどん底に動き始めるって言う。でもどん底から最後は救いがあるような結末になってると思うので、10話でしんどすぎて離脱するのは避けていただきたいです!」といい、笑いを誘った。

左から板垣李光人、中島裕翔

『秘密〜THE TOP SECRET〜』は毎週月曜・夜10時より放送される。第10話は3月31日、最終回は4月7日に放送される。

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