おむすび最終回・ラストに意外な人物が登場「こんなん泣く」

2025.3.28 21:30

『おむすび』第125回より。おむすびを分ける結(写真左、橋本環奈)(C)NHK

(写真2枚)

ギャル精神を持つヒロイン・米田結(橋本環奈)が、管理栄養士として人と人の縁や未来を結ぶ連続テレビ小説『おむすび』(NHK朝ドラ)。3月28日放送の第125回(最終回)では、結がとある人物と会うラストシーンが話題となった。

結(橋本環奈)の姉・歩(仲里依紗)は詩(大島美優)を引き取ろうとするのは甘かったかもしれないと弱音を吐く。そんな姉に、結は「仮定の話を気にして一歩踏み出さないのはギャルらしくない」と勇気づける。結に背中を押された歩は、改めて詩の家族になることを決意。

1年が経ち、結たちは糸島に移住した両親・聖人(北村有起哉)と愛子(麻生久美子)を訪ねる。糸島の人々の近況を聞きながら、結はこれまでの思い出を振り返る。そして阪神淡路大震災の日に神戸を訪れた結は、かつて避難所で出会った雅美(安藤千代子)におむすびを渡すのだった。

今回の放送では、結たちの思い出を切り取ったプリクラがオープニング曲『イルミネーション』とともに映し出される。さらに、歩が見ていたテレビに『おむすび』らしきドラマの冒頭シーンが写り、「阪神・淡路大震災から17年・・・」と、実際に放送されたエピソードのナレーションが流れるという演出もあった。

第21回より。被災者たちに塩むすびを配る女性、三浦雅美を演じた安藤千代子(C)NHK

結が栄養士になるきっかけのひとつにもなった雅美の再登場など最終回の展開を受け、SNS上では「いい最終話だった」「やばい、雅美さんと温かいおむすび こんなん泣くやろ」「ラスト泣けたわ」などさまざまな感想が飛び交い、X(旧ツイッター)では「#朝ドラおむすび」がトレンド1位に。

雅美を演じた俳優・安藤千代子は神戸生まれ神戸育ちで、実際に阪神・淡路大震災で被災。神戸で震災の語り部の活動をしている。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。3月31日からは、『あんぱん』の第1回が放送開始。

文/つちだ四郎

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