「阪急うめだ」に新・大阪みやげ候補続々、関西限定品に注目

2025.4.6 11:00

「カフェタナカ」の「ビスキュイ・サントメ・リュミエール~OSAKA限定缶~」(3240円)阪急うめだ店舗・4月9日~10月13日販売予定、万博会場・4月13日~10月13日の期間中、不定期にて販売予定

(写真9枚)

「阪急うめだ本店」(大阪市北区)の地下食品売場では、約25ブランドから春の新作が登場。4月3日のお披露目会では、国内外の来阪客が増える『大阪・関西万博』に向けて、デザインや素材など「関西らしさ」を取り入れたものが多く出揃い、新たな大阪土産として重宝しそうなラインアップに。

■ 万博でも販売、「カフェタナカ」の大阪クッキー缶

素材の個性を引き出したクッキーが人気のパティスリー「カフェタナカ」(本社:愛知県名古屋市)は、万博にサントメ・プリンシペ民主共和国と共同で出展。出展記念の「ビスキュイ・サントメ・リュミエール~OSAKA限定缶~」(3240円)が4月9日から期間限定で販売され、缶にデザインされたビビットな赤&青の花は、エネルギッシュな大阪を意識したそう。

2種のビスキュイが入り、サントメ島のカカオを使い、フランス産ゲランド塩がアクセントの「ショコラサントメ」、小浜産黒糖と石垣島の海塩の甘味・塩味が絶妙な「リュウキュウ黒糖」の食べ比べがおすすめの1缶だ。

どちらも田中千尋シェフが現地を訪れた際の風の香りが表現され、「日本とサントメは島国という共通点もあり、その架け橋になれれば」との願いが込められている。万博会場では4月13日~10月13日の期間中、不定期にて店頭販売予定。第1弾は4月13日~20日。

■ 3百貨店による共同開発品が続々、福袋のような好評「玉手箱」も

人気店の菓子類を一度に楽しみたいなら、「阪急阪神百貨店」と「髙島屋」による共同企画「大阪ええもん お菓子玉手箱 スペシャルBOX」(4983円)を。2024年10月から2ヵ月毎に内容を替え、第4弾は「スペシャルなお菓子」をテーマに、「カカオティエ ゴカン」「バトンドール」ら8ブランドの人気品がイン。

「阪急阪神百貨店」「髙島屋」の共同企画・第4弾は人気菓子を集めた「大阪ええもん お菓子玉手箱 スペシャルBOX」(4983円)
「阪急阪神百貨店」「髙島屋」の共同企画・第4弾は人気菓子を集めた「大阪ええもん お菓子玉手箱 スペシャルBOX」(4983円)

なかでも、「モンロワール」の淡路島の藻塩などを使った3種の板チョコ入りクッキー、「メリーチョコレート」のキャラメルミルフィーユは、共同開発の限定商品として注目したい。福袋のような詰め合わせだけに、第3弾までは各百貨店とも発売から1ヵ月以内で完売する好評ぶりといい、同企画は今秋まで2ヵ月毎に毎回13日から実施予定。

さらに、9ブランドでも個別に共同開発品を展開。「モロゾフ」には定番のカスタードプリンと「和」素材がコラボした期間限定「みたらしプリン」(432円)が登場し、団子に見立てた炙り求肥やカラメルソース、みたらしのたれの甘じょっぱさがポイントに。

「阪急阪神百貨店」「髙島屋」の共同企画、「モロゾフ」の「みたらしプリン」(432円)、販売は〜5月6日まで(一部店舗は~4月20日)
「阪急阪神百貨店」「髙島屋」の共同企画、「モロゾフ」の「みたらしプリン」(432円)、販売は〜5月6日まで(一部店舗は~4月20日)

■ 関西のいいとこどり!? 人気店の新作で大阪みやげ探しを

大阪・関西らしさを全面に出したお土産向きの新作も続々。ダジャレのネーミングに注目の「グランカルビー」の厚切りチップス「PotatoBasic」からは、関西風すきやき「スキヤデ!味」、紀州産梅&大阪・梅田にちなんだ「ウメダ!味」(各701円)が販売され、海外客も意識したパッケージには大阪の名所が描かれた遊び心あふれる工夫が。「コメマリ」では、大阪・たこ焼き、京都・宇治抹茶、和歌山・梅かつおの3味を食べ比べしたいお米スナック「関西アソート」(1728円)が期間限定(10月下旬まで)で販売中だ。

「グランカルビー」の「Potato Roast スキヤデ!味」「Potato Roast ウメダ!味」(各701円)大阪の名所が描かれたパッケージにも注目
「グランカルビー」の「Potato Roast スキヤデ!味」「Potato Roast ウメダ!味」(各701円)大阪の名所が描かれたパッケージにも注目
「TOKYOチューリップローズ」の関西限定「チューリップローズ宇治抹茶CLASSIC」(6個・1620円)
「TOKYOチューリップローズ」の関西限定「チューリップローズ宇治抹茶CLASSIC」(6個・1620円)

また、愛らしい花をモチーフにしたスイーツが人気で、西日本で唯一の「TOKYOチューリップローズ 阪急うめだ店」では、4月10日からブランド初の関西限定品がお目見え。世界に誇る日本の抹茶を発信すべく、京都の老舗茶屋「丸久小山園」の宇治抹茶をショコラクリームとラングドシャクッキーに使った「チューリップローズ 宇治抹茶CLASSIC」(6個・1620円)は、茶葉の香りと渋みを活かした深みのある味わいに。

同百貨店広報の米田進悟さんは「大阪は粉もんなど現地で楽しむグルメなどの印象が強く、今までは日保ちするような『大阪土産と言えばこれ!』という共通のイメージが定着していない印象もありました。各ブランドの新作は、派手目なパッケージなど楽しめるものを揃っていますので、ぜひ『大阪』を持って帰ってもらいたい」と呼びかける。

各店舗の場所は「阪急うめだ本店」地下1階・2階の食品売場。営業は朝10時~夜8時。

取材・文・写真/塩屋薫

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