今年20周年! 全国から98組が出演、神戸のチャリティーフェス

6時間前

『COMING KOBE』2024年開催の様子

(写真3枚)

毎年神⼾で開催されている⽇本最⼤級のチャリティーイベント『COMING KOBE』。最終出演者が発表となり、今年は98組アーティストが出演決定。5月18日に「神戸メリケンパーク」(神戸市中央区)で開催される。

神戸のパンク・ロックバンド、ガガガSP主催のフリーライブ『弱男の夕』(2003年神戸市長田区で開催)、そこに神戸市がテーマとして掲げていた「震災10年 神戸からの発信」が組み合わさって実現したのが、2005年の『GOING KOBE』(「東遊園地」で開催)。それから20年。2010年には『COMING KOBE』に名称を変更し、今では神戸を代表するイベントに。

基本的に参加者は無料で入場でき、会場で寄付を募る。これまでにイベント会場で募った募金は、累計8000万円を超えた。集まった募金は、神戸と同じく災害に見舞われた、東日本大震災や能登半島地震の被災地などに贈っている。しかし、コロナ禍以降は、企業協賛などが減少し今まで通りの運営が厳しく、今回は事前にクラウドファンディングにも挑戦して、開催準備を進めてきた。

『COMING KOBE』2024年開催の様子

2005年に同イベントを立ち上げ、実行委員長だった松原裕氏が2019年他界。そして、同イベントで毎年「トリ」を務めるガガガSPのベース桑原康伸氏が2025年3月にこの世を去った。

それでも今年も「神戸からの恩返し」を合言葉にバトンは繋がれ、ガガガSP、キュウソネコカミら地元勢をはじめ、全国各地から同イベントのチャリティーに賛同するロックバンドからアイドルまで98組のアーティストと、音楽ファンが神戸に集まる。

被災地と被災地を自転車で走り繋げる恒例企画「カミングライダー」2025年11代目アイアムアイが、歌い走り被災地の今をリポートする(撮影3月30日:松原裕7回忌サーキット「松原祭」)

『COMING KOBE25』は「神戸メリケンパーク」で5月18日・10時00分開場、18時30分終演予定。入場料は無料だが、4月20日・23時59分までにWEB登録による入場券取得が必要。主催者は会場での募金を必ず、と呼び掛けている。出演者や、入場券の詳細は公式サイトで確認を。

  • LINE

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本