大阪・淀屋橋の新ランドマークなるか…駅直結、6月に巨大タワー開業

2025.4.18 07:15

「淀屋橋ステーションワン」外観

(写真6枚)

大阪のオフィス街・淀屋橋に、新複合施設「淀屋橋ステーションワン」が誕生。商業ゾーンの第1弾は6月23日に先行オープン、その後は夏から秋にかけて、順次店舗がオープンする予定だ。

大阪メトロ・京阪電車「淀屋橋駅」直結となる同施設。中央日本土地建物が所有する「日土地淀屋橋ビル」と京阪ホールディングスが所有する「京阪御堂筋ビル」を共同建て替え、2022年7月に新築工事に着手した。ビルの高さはエリア最高の約150mとなり、商業ゾーンをはじめ、オフィスゾーン、多目的に使えるイベントスペースなどが揃う。

「淀屋橋ステーションワン」B1F~2F吹き抜け(立体多目的広場)パース
「淀屋橋ステーションワン」B1F駅コンコース接続部パース

地下1階から2階、30階は商業ゾーン。地下1階には「猿田彦珈琲」「チョップドサラダデイ」といった気軽に立ち寄れる飲食店、おはぎ専門店「森のおはぎ」(大阪府豊中市)とどら焼き専門店「キツネイロ」(兵庫県伊丹市)の和菓子が集結した「森のおはぎ と キツネイロ」といった、手土産需要に応える店も。

「淀屋橋ステーションワン」1Fパース

1階にはニューヨーク発祥の「ザ シティ ベーカリー」、オフィスエントランスの3階にはコンビニエンスストア「セブンイレブン」が出店。2階にも今後、オフィスワーカーの平日ランチタイム利用に加え、会食や週末のランチ・ディナーなど幅広い飲食のシーンに対応できるレストランを揃える予定だ。

THE CITY BAKERY_イメージ画像

30階のオープンは秋頃を予定。一般来館者も利用可能で、中之島や御堂筋の景色が一望でき、新しい観光・文化配信の機能を担う「展望ホール」と、レストラン2店舗が登場する。そのほか、ファッションのショップも充実し、事務所やビジネスラウンジが入居する。

「淀屋橋ステーションワン」御堂筋側立面パース

「淀屋橋ステーションワン」(大阪府大阪市中央区北浜3-6-22)の商業エリアの先行オープンは6月23日。同ビルの御堂筋を挟んだ向かいには「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発(仮称)」として、大和ハウス工業や住友商事などによる、高さ約135mのオフィスビルも建設中(同年12月竣工予定)。

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