和歌山のスーパーが大阪・コムズガーデンに初出店、朝7時から総菜充実

2025.4.18 11:00

大阪・京橋にオープンした都市型スーパー「Hidaca」

(写真10枚)

和歌山県で創業80年の人気スーパーマーケット「ヒダカヤ」(本社:和歌山市黒田)が大阪に初出店。都市型スーパー「Hidaca」が4月18日、商業施設「コムズガーデン」(大阪市都島区)にオープンした。

■ 和歌山とは違い「朝7時オープン」、惣菜豊富に

都市型スーパー「Hidaca」より、充実の惣菜コーナー

同店は和歌山県を中心に、300〜400坪ほどの大型スーパーマーケットを展開するが、今回出店する店舗は近隣で働く会社員や通勤者がメインターゲットの小型スーパーに。

既存店と違うのは、一部エリアを朝7時に開店するという点。会社員の多い立地柄、「通勤者が朝、コンビニに行くような気軽さで寄れるように」と担当者は言い、パン・おにぎり・弁当・総菜・ドリンクが購入できる。お弁当も500円前後と、手に取りやすい価格帯のものが揃う。

都市型スーパー「Hidaca」より、ミニ丼は「親子丼」「カツ丼」「牛カルビ丼」など。同店のために開発

また総菜類や弁当に力を入れているのも同店の特徴で、既存店の1.5倍のスペースをとり、ミニ丼をはじめとする女性会社員向けに用意した小ポーションのおかずなどを開発。もちろん、人気のガツ盛りの弁当も並び、ランチに最適な品を多く揃える。

都市型スーパー「Hidaca」より、人気の「鶏唐揚げ弁当」

■ 「和歌山産・生マグロ」など地元の生鮮食品も

店舗の区画は既存店よりもミニマムな108坪。入り口には野菜や果物などの生鮮食品を約50種、精肉が並ぶ棚もコーナーの1角を牛耳っている品数で、「鹿児島黒牛」や「薩摩そうみ豚」なども。また魚介類は、和歌山県産の「マグロ」や「釜揚げしらす」といった地元の生鮮食品など、既存店でも人気の品が厳選されている。

都市型スーパー「Hidaca」より、店頭に並ぶ魚介類

店舗担当者は「HIDACAという店名は、ハイクオリティ・デイリー・カジュアルから来ています。コンビニくらいの気軽さと品揃えを意識し、1日に何回でも来たいと思ってもらえるような店作りをしています」とコメント。今後は都市型スーパーを本町や難波、天王寺などのエリアにも展開していきたい、と意気込む。

都市型スーパー「Hidaca」より、売場の様子

オープン初日には「バナナ100円やで〜!」など、市場さながらの掛け声が店内に飛び交っていた。近隣に住む40代の女性は「お弁当がめちゃくちゃ安い!魚介系もおいしそうだし、うれしいです」と笑顔をみせた。

今後は「コムズガーデン」中心部に新しくできた広場にてマルシェなども開催予定。営業は、平日7時〜22時(パン・おにぎり・弁当・総菜・ドリンクコーナー以外10時〜)、土・日・祝10時〜22時まで。

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