北海道の「えびそば一幻」が大阪に初進出、バブル期の象徴が進化[PR]

4時間前

「D.D. HOUSE」の外観

(写真15枚)

大阪の中心地・梅田に1985年に開業した「D.D.HOUSE」(大阪市北区)。バブルに日本中が湧きたった80年代を象徴する施設として名を馳せたが、開業40年目を目前に、昨年から大規模なリニューアルを実施。4月には関西初出店を含む3店舗が出店し、長きにわたった改装が終了した。一体どうなったのか、実際に行ってみた。

■ 北海道の人気ラーメン店、ついに大阪へ!

今回のリニューアルの目玉が、関西初となるラーメン店「えびそば一幻」。本店のある北海道・札幌や東京でも行列ができる人気店で、同施設では顔となる、正面入り口付近1階に店を構える。

看板メニューは、北海道産甘エビの旨みを凝縮した看板の「えびそば」。エビで作ったラードでニンニクと生姜を炒めて、そこにエビの頭から抽出した濃厚なスープを注いで作る一杯だ。メニューはしお・しょうゆ・みその3種類から、スープはえびの風味をそのまま活かしたストレートスープの「そのまま」と、えびにとんこつをブレンドした濃厚な「あじわい」の2種から選ぶことができる。

「えびそば一幻」、「あじわい」スープのえびみそ(950円)
「えびそば一幻」、「あじわい」スープのえびみそ(950円)麺はエビの風味を壊さないような特注麺・細麺と太麺を京都の「たから産業」で用意

「あじわい」スープにみそを合わせた1杯を実際に食べてみると、香りの時点でえび感が満載。口に含むと、えびととんこつのスープが太麺と絡み合い、濃厚なのに意外と優しい味わいで何杯でも食べられそうだった。トッピングでてっぺんにのっている天かすは、紅ショウガとエビのフレーバーをミックスしたものを揚げており、ちょっとした酸味が良い味変に。まさに海老尽くしの一杯になっている。

「えびそば一幻」の内観
「えびそば一幻」の内観。4/24開業(初日のみ16時〜、25日以降11時30分〜)

■ 「えびそば一幻」から1秒、居酒屋でも北海道飯

また隣接するもう1店舗の「すすきの大衆酒場 白いたぬきホール」にも、北海道グルメが満載。きらびやかで賑やかな「すすきの」の街をイメージした店内にはネオンが光り、約168席ある大バコスタイル(広い!)の大衆居酒屋になっている。

「すすきの大衆酒場白いたぬきホール」は宴会にも複数飲みにもお薦め
「すすきの大衆酒場 白いたぬきホール」は4/24開業(初日のみ16時〜、25日以降11時30分〜)。宴会にも複数飲みにもお薦め

大衆酒場メニューに北海道テイストをプラスし、定番の皿しゅうまいやアンチョビポテトに加え、ラム肉を使用する店オリジナルの「ジンギスキヤキ」や「活け!ホタテの刺身」「ちょっと大きめの鶏ザンギ」「鮭ちゃんちゃんのホイル焼き」など約50種の品をスタンバイ。

そのほか、北海道では定番文化のシメパフェや平日ランチタイム限定の根室名物「エスカロップ」(ポークカツをのせ、濃厚ミートソースをかけたボリューム満点のご当地メシ)や鶏ザンギなどの定食メニューなども楽しめるため、昼と夜で違う楽しみ方ができるのもうれしい。

また、店内の床が「すすきの」エリアのMAPになっているなどの遊び心にも「ここはすすきののどこに立ってるんだろう?」と、楽しみながら飲むことができる。

名物の魚介のこぼれ巻き(759円)やマグロのレアカツ(869円)、皿しゅうまい(759円)、活け!ホタテの刺身(759)円など
名物の魚介のこぼれ巻き(759円)やマグロのレアカツ(869円)、皿しゅうまい(759円)、活け!ホタテの刺身(759)円など

■ 街の人気イタリアン、使い方は自由自在

小皿イタリアンとナチュラルワインが楽しめる酒場「サカバダ アレグロ」が、難波店、中崎町店に続く3店舗目として、同施設の地下1階にオープン。既存店はカウンターがメインなのに対し、「立地的に宴会需要があると思うので」と、ゆったり広めのテーブル席を多く設置している。

「サカバダアレグロ」の内観
「サカバダ アレグロ」の内観。4/16開業

また系列店でも人気のサルシッチャ料理はもちろん、自社の鮮魚店「魚屋海老蔵」(大阪市東住吉区)から毎日仕入れる中トロやタコ、ヒラメを使ったカルパッチョ5種をはじめ、パスタは8種、そして自家製パンや系列のスイーツ店で作っているドルチェのチーズケーキなどメニューは約45種揃っている。

左上から時計回りに、「サカバダアレグロ」の龍のたまごのぺぺたま(1078円)、自家製ソーセージのサルシッチャの串焼き ちょい辛ラム(1本418円)、自家製ソーセージのサルシッチャの串焼き 月見チーズタレ(1本418円)、青森県産炙りタコのカルパッチョ タップナード添え(649円)、長崎県産 中トロの涙カルパッチョ(1199円)
左上から時計回りに、「サカバダアレグロ」の龍のたまごのぺぺたま(1078円)、自家製ソーセージのサルシッチャの串焼き ちょい辛ラム(1本418円)、自家製ソーセージのサルシッチャの串焼き 月見チーズタレ(1本418円)、青森県産炙りタコのカルパッチョ タップナード添え(649円)、長崎県産 中トロの涙カルパッチョ(1199円)

料理は全て小ポーションのためちょことずついろんなメニューが食べられるのもうれしく、カウンター席もあるので、ひとり飲みにももってこい。今後は界隈の飲み需要も考えて、飲み放題プランも考案中だそうで、複数人で来ても2人でもひとりでもさまざまなシチュエーションで楽しめそうだ。

同施設の担当者は、「ここ芝田エリアは再開発が進む梅田のなかでも、昔ながらの古き良き雰囲気が残るエリア。新しいものだけではなく、そこに馴染めるようなリニューアルを意識しました。地下フロアの共用部は植物やベンチを設置したり、照明を刷新するなど、落ち着いた雰囲気にしております」と語る。飲み手札がさらに増え、楽しみ方も多彩になっている。


写真/Ayami(一部提供)
提供/阪急阪神ビルマネジメント

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