万博で需要増…新・大阪土産に、阪急の「キャラメル店」に反響

15時間前

「阪急うめだ本店」限定のキャラメルスイーツ専門店がオープン

(写真7枚)

とろける食感にこだわったキャラメルスイーツ専門店「THE CARAMEL CROWN(ザ・キャラメルクラウン)」が4月23日、「阪急うめだ本店」(大阪市北区)にオープン。同百貨店限定の新ブランドとして、バターキャラメルがたっぷりのサンドやケーキなど4種が揃い、新たな大阪土産としても楽しめそうだ。

キャラメルをイメージしたオレンジ色の外観やパッケージが目を引く同店。万博開催に合わせて開業し、「東京ばな奈」「銀のぶどう」など、人気の東京土産を手がける「グレープストーン」(本社:東京都中央区)の新業態となっている。

(手前)「THE バターキャラメルサンド」(5個・1188円~)、(奥左から)「キャラメルミルフィーユ」(5個・1080円)、「キャラメルケーキ」(4個・1134円)

誕生背景には、系列ブランド「ねんりん家」のバウムクーヘンのキャラメル味が、他都市より大阪で好評だったことから、「大阪にはこってり感が合うのでは?」との気づきがあったそう。

キャラメルは時間がたつと固くなる印象だが、同社開発担当の森本真生さんは「日保ちしつつ、生キャラメルの食感をいかした新たなスイーツをめざしました。味はバターキャラメルのコク深さが魅力で、ねっちり、しっとりなどスイーツによって異なる食感を楽しんでもらえれば」と話す。

焼き菓子3種入りの期間限定「OPEN記念発売セット」(7個・1728円)も販売。定番セットより少量でお試し用にも◎

土産向き焼き菓子は3種が揃い、代表作は「THE バターキャラメルサンド」(5個・1188円~)。サクサクのバターサブレをほおばると、中からなめらかなバターキャラメルがとろり。熱く炊き上げたキャラメルの塊をフォンダンでくるむ製法で、できたての柔らかさを体験できる「生食感」が魅力だ。日保ちが常温で約24日以上なのもうれしい。

「グレープストーン」同ブランド開発担当の森本真生さんは「いろんな食感&日保ちする新たなスイーツで、バターキャラメルの魅力を発信できたら」と呼びかける

さらに、ブランドのモチーフ・王冠型の「キャラメルケーキ」(4個・1134円)は、しっとり生地にビターなキャラメルペーストが包まれ、底のほろっとした口どけのタルトまで、食感の変化にこだわった一品。一方、サクッと軽やかなパイ生地の「キャラメルミルフィーユ」(5個・1080円)は、バターキャラメルショコラのクリーム入りで、表面のアーモンドスライスが香ばしいアクセントに。

当日中に楽しみたい生ケーキ「キャラメルフォンデュ・チーズケーキ メルティクラウン」(3個・1998円)は、店内厨房仕上げ。濃厚なキャラメル✕クリームチーズの「背徳感」をテーマに、王冠のようにトロトロかけられたキャラメルソースがたっぷりで、毎日ひとつずつ直火ブリュレすることで、ほろ苦い大人な味わいが楽しめる。朝10時と夕方5時の時間限定販売(オンライン予約も可能)。

店内工房仕上げ「キャラメルフォンデュ・チーズケーキ メルティクラウン」(3個・1998円)※要冷蔵、10:00と17:00の時間限定販売、同百貨店ECサイトでの予約販売も
店内厨房では、チーズケーキを1個ずつ直火ブリュレ仕上げ

オープンして間もないが、翌日24日の開店直後には40人ほどが列をつくり、その後も行列が続いていた。3種の焼き菓子入りセットも販売され、お試し向きの期間限定「OPEN記念発売セット」(7個・1728円)も登場。場所は「阪急うめだ本店」地下1階、営業は朝10時~夜8時。

取材・文・写真/塩屋薫

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