万博のタイパビリオン、異様な盛り上がり…大屋根リングから歓声も[PR]

4時間前

「タイパビリオン」で観客を巻き込んで踊り出す様子

(写真17枚)

現在、大阪の人口島・夢洲(ゆめしま)で開催中の『大阪・関西万博』。開幕から約2週間が経った4月24日、「タイパビリオン」のオープニングセレモニーがおこなわれた。現地のダンスや音楽が披露され、大屋根リングの上からも歓声が挙がるなど、大盛り上がりとなった。

タイの伝統建築「チョムヘー」のデザインにモダンさをかけ合わせた鮮やかな木造建築となっており、エントランスには実物大の迫力あふれる木彫りの象の親子が鎮座する同パビリオン。タイの豊かな自然と心地よさを体感できるつくりになっている。

「タイパビリオン」外観
「タイパビリオン」外観

オープニングセレモニーには、駐日タイ王国大使などが登壇。タイで4月と言えばソンクラーン(旧正月)の時期ということで、旧正月時や祝い時におこなう「水かけ祭り」(仏像などに水をかけ、お清めする行為)からスタートした。

「水かけ祭り」の様子
「水かけ祭り」の様子

その後、パビリオン前のステージに、突如楽器を持ちドレスを纏ったパフォーマーが登場。祝いの気持ちを込めた太鼓公演や舞踊をはじめ、タイの番組プロジェクト『To be No.1』で優勝したダンサーたちのパフォーマンスも特別に披露され、来賓社や観客、大屋根リングの上からも歓声が挙がり、最後には観客も一緒に踊り出す陽気な場面も見られた。

「タイパビリオン」での伝統舞踊
「タイパビリオン」での伝統舞踊

■ 食や暮らしで健康に? 無料マッサージ体験も

同パビリオンのメインテーマは「Thailand Connecting Lives for Great Happiness(最高の幸福をもたらすために人々を結びつける)」。そして展示は3つのゾーンに分かれており、タイ流の「よく食べ、よく暮らし、免疫力を持つ」という生活体験できる。

ゾーン1では、建物外部にあるタイの食文化オブジェや、農産物・果物など名産品が展示される。なかに入ると、薄暗い空間に高さ5メートルの巨大スクリーンがあり、光と音響演出とともにタイの生活や食事の映像が流れ、タイに旅しているかのような没入感が味わえる。

「タイパビリオン」の巨大スクリーン
「タイパビリオン」の巨大スクリーン

ゾーン2では一転、医療や公衆衛生の分野の紹介コーナーを見ることができる。展示は、医療サービスやサプリなどの製品に関する「100のタイ公衆衛生の可能性」、国際基準を満たした「1,000の医療施設」、タイ料理の食材と健康への効果が学べる「10,000種類の健康料理」、「100,000点の免疫力向上製品」など4つの要素に分かれている。

「タイパビリオン」ゾーン2の空間
「タイパビリオン」ゾーン2の空間

そしてゾーン3では、コンペティションで選ばれたマッサージ師による無料のタイ古式マッサージ(当日予約制)も受けることができ、見て学んで体感するタイカルチャーが楽しめる。さらに、グリーンカレーやソムタムなどの週替わりのタイ料理やビール、衣類、インテリア、現地食品、グッズなどの販売も。

「タイパビリオン」の無料のマッサージルーム
「タイパビリオン」の無料のマッサージルーム

今後は、土日の特別イベントで、同パビリオンのオリジナルマスコットキャラクター「プーム・ジャイ」がハーブの水を配ったり、建物前のステージにて日替わりでムエタイや伝統舞踊、ライブなどのステージパフォーマンスが開催される予定だ。タイ流のサービス精神と空間で、まるで現地にいるような気分が味わえる。

「タイパビリオン」は事前予約がベター(予約なしでも来場可)。マッサージは当日予約制。

提供/タイ保健省

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