
桜色の大パノラマ
春爛漫の瀬戸内を一望
千光寺公園せんこうじこうえん
桜の名所100選にも選ばれている千光寺山の山頂付近に広がる公園。瀬戸内の島々を一望することができる展望台は、尾道屈指の絶景スポット。桜の見頃は4月初旬で、園内がふじの花の甘い香りに包まれる初夏のころもいい。アクセスはロープウェイが便利。
https://www.city.onomichi.hiroshima.jp
JR尾道駅から徒歩15分、ロープウェイ乗車3分(徒歩の場合は約20分)

バターケーキに瀬戸内の無農薬レモンの酸味を利かせたレモンケーキ450円、自家製コーラ550円。ショップで販売するレモン石鹸800円、USHIO CHOCOLATLのチャイスパイスチョコレート950円は、ここだけの限定フレーバー。


尾道と手仕事の融合
山の手の新ランドスケープ
LOGログ
人の“手の力”を活かす手法で知られるインドの建築集団スタジオ・ムンバイによる国外初プロジェクトとして生まれた多目的施設。「坂の上まで重機が登れないので、できる限り自分たちの手で作りました」と、50年以上前に建てられたアパートを改装。外壁の塗装をはじめ手漉き和紙を貼った内装など、随所に手仕事が光る宿に。地域との交流の場になればと、一般利用できるカフェバーやショップを併設、ピロティやガーデンも自由に散策できる。
IN●15:00 OUT●11:00なし
平日一人20,000円〜(1室2名利用の場合、素泊まり、サ込み)
全6部屋可
JR尾道駅から徒歩15分

手びねりならではの温かみのあるテクスチャーとモダンな造形。店主も愛用している陶芸家、高田かえの白土皿3,000円、白土花器5,000円〜、白土オブジェ3,000円。ほかにも彫金など、5名ほどの作家の作品を取り扱う。
尾道の街並みを眺望する
セレクトショップ
monolomモノロム
2017年の秋、商店街から山の手にお引っ越し。アクセサリー作家でもある店主が「作り手の思いや温もりの感じるものを」とセレクトする、器や日本の古道具、アジア雑貨が、明治期に建てられた平屋に溶け込むように並ぶ。建物そのものがアンティークである空間もじっくりと味わいながら、お気に入りを選びたい。


クラリネットを操るアーティスト、いろんなためいきの『聴こえてきたこと』1,944円、5月10日から店内展示を行なう美術作家・常本若菜の作品集『oblaatVibrato』3,240円(共に税込み)
腰を据えてじっくりと
一期一会の本を探しに
本と音楽 紙片しへん
細長い路地を抜けた先にたたずむ小さな書店。「常連、一見さん関係なく、お店に来てくれる人が好きそうな本や音楽を勝手に想像して選書してます」という店主の寺岡圭介さん。本の顔ぶれがその時々でがらりと変わる気ままさや、一から作り上げた秘密基地のような空間もおもしろい。店内にはベンチもあるので、のんびり本との出合いを楽しんで。

洋食屋の食卓で生まれる、
一編の物語
短編食堂
「お店で過ごす時間が、お客さんの小さな物語になればと思い名付けました」。亀山シェフが作るのは、フォン・ド・ボーから丁寧に仕込む煮込み料理やデミグラスソースなど、フレンチ出身の技を利かせた洋食。“特別な夜の部”と題したディナーは1日1組限定で、4つの扉や古書が並ぶ空間も特別な夜の物語に彩りを添える。
11:30〜13:15、18:00〜21:30共にLO ※ディナーは1組限定(2〜8名)で3日前までに要予約火・水&不定不可11
昼1,500円〜、夜4,800円〜
https://twitter.com/tanpensyokudou/
JR尾道駅から徒歩16分

5,500円の夜コース(全8品)より。濃厚な旨みに圧倒されるが、余韻は軽やか。黒毛和牛テールの煮込み デミグラスソース 海老フライ添え。懐かしいイチゴ味のかき氷をイメージした練乳のブランマンジェ。店内は基本、撮影不可なのでご注意を。
色鮮やかな花々と人の活気でにぎわう3日間
2019ひろしまフラワーフェスティバル
5月3日(金・祝)〜5日(日・祝)
原爆ドームのある平和記念公園や平和大通りを中心に開催される、市内最大規模の人気イベント。初日には、8,000人を越える参加者のパレードが催されるほか、3日間を通してステージイベントや地元グルメの屋台が並ぶ。尾道からのアクセスも良いので、立ち寄りにもおすすめ。

ACCESS●[JR尾道駅まで]電車/JR新大阪駅→山陽新幹線・福山駅→山陽本線・尾道駅。大阪から約1時間45分。片道7,770円