夢みるニッポン旅 奈良県・吉野郡川上村 大自然でアートに触れる

飛騨高山などで木工や家具作りの経験を積んだ渡邉 崇さんが昨年立ち上げたアトリエ。
「製品としての木材だけでなく、売り物にならない“雑木”と呼ばれる木も大切にしたくて」と手にした木材からインスピレーションを受け、創作を行う。
手掛ける作品は、器やオブジェ、家具と幅広く、「木材ありきの創作」であるため、作品との出合いはまさに一期一会。

創建は675年とされ、水・雨をつかさどる龍神を主祭神とする神社。
かつては吉野川沿いに鎮座していたが、ダムの建設に伴って、平成10年に山麓の現在の場所へ遷座。
目線とほぼ同じ高さに山の稜線を一望できることから「天空の社」とも呼ばれる。
近年は吉野村の丹生川上神社中社、下市町の丹生川上神社下社で御朱印を集める三社参りも盛ん。

じんわりと芯から温め冷え性や疲労回復の効能がある無色透明単純温泉。
渓谷を一望する露天風呂と内風呂が計4種あり、日替わりで女風呂・男風呂が入れ替わる。宿泊者専用の家族風呂もあり。

大滝龍神湖を見下ろし、杉で覆われた山並みを一望する、奥吉野渓谷沿いにたたずむ温泉宿。
大阪の中心地から2時間弱という好立地ながら、静かな環境でゆったりと滞在できると利用者の多くがリピーター。温泉やレストランは日帰り利用ができるのもうれしいところ。
また、大台ケ原トレッキングや星空観察などのツアーも企画されているのでそちらも要チェック。

茶粥や柿の葉寿司や川上村産アマゴなど奈良の郷土料理と地元の食材をぎゅっと詰め込んだ大和定食1,600円（税込み）。
天ぷらそばにはモロヘイヤを練り込んだ、杉の湯オリジナルの大和茶麺を使用。