超特急デビュー5周年「発車したばかり」

2017.4.28 15:00

超特急(左から)コーイチ、リョウガ、ユースケ

(写真5枚)

「僕たち7人の色は、絶対にほかのグループに出せないので、負けたくない」(ユースケ)

──みなさんライブ中だけじゃなくてミュージックビデオでも、変顔めっちゃしますよね(笑)。「かっこいいけどちょっとダサい」っていう男性グループ、珍しいですよね。

リョウガ「そうですね、かっこいいだけじゃないっていう。でも結成当時は、自分たちがダサいということに気づいてなくて」

ユースケ「ちょっとずつダサくなっていったんです。1stシングルの『TRAIN』では最後にメンバーのユーキが薔薇を食べるシーンがあるんですけど、なんかかっこよく見えるけど、あれ?っていう風に思わせたりだとか、『Shake body』では全員真顔でなぜかトレーニングしてたり、『Believe×Believe』のサビでは感電したみたいに白目をむいて踊ったり」

コーイチ「『ダサい』を真剣にやるということを、必ずライブに立つ前は頭に置くようにしてます」

──これまでのミュージックビデオ、私初めて拝見したときはただただ戸惑いしかなくて。終始「え?え?」ってなりました(笑)。

リョウガ「あ、それ最高ですね!」

ユースケ「こんなグループ見たことありますか?って言われたら、ないですよね!?」

──・・・ないですね。

コーイチ「そういうしかないですよね(笑)」

リョウガ「誘導尋問(笑)」

──最初は路上ライブでの活動から始まって、日本青年館、全国Zeppツアー、東京国際フォーラム、国際代々木体育館・・・と、この5年で会場の規模がどんどん大きくなって、それに伴ってライブ動員数の伸びがすごいですが、実感はありますか?

ユースケ「だんだんと超特急が広がっていってるんだなって実感はありますけど、僕たちにとってはここから第一歩が始まったって思ってます。まだまだ僕たちは下っ端です、はい」

コーイチ「下っ端?(笑)」

ユースケ「駆け出しグループです! これからです」

コーイチ「まだ発車したばかりって感じですね。でも、とにかく楽しくやってきたのが伝わってきたかなって思いますね」

──ほかの男性グループもたくさん出てきて、新世代の男性グループが盛り上がってきてるなって感じるんですが。意識はしますか?

ユースケ「絶対負けないです! 僕たち7人が持っている色は、絶対にほかのグループに出せないような色なので。負けたくないですし、このニューシングルでてっぺんをとって、ほかの男性グループのみなさんに見せつけたいなっていう。『超特急来たかここまで、第一歩踏み始めたぞ、ンーーー!』ってなるようなね、パフォーマンスを」

コーイチ「なんで最後擬音語やねん、もう〜!」

リョウガ「すごい途中までいい感じだったのに〜(笑)」

ユースケ「みなさんが焦ってしまうようなグループに・・・なるよな?!」

コーイチ「・・・はい。ハハハ! 誘導尋問その2やん(笑)」

「ユーロスター」とコラボレーションした新曲『超ネバギバDANCE』のジャケット
「ユーロスター」とコラボレーションした新曲『超ネバギバDANCE』のジャケット

──そんな気合の入ったニューシングル『超ネバギバDANCE』。超特急というグループ名にちなんで、これまでも国内外の電車と連動した活動もしてきましたが、今回は鉄道発祥の地・ロンドンの高速列車「ユーロスター」とコラボレーションしたということで。「キングス・クロス駅」で車両を借り切って撮影したり、街中でもミュージックビデオを撮ったりしたそうですね。

ユースケ「世界の超特急とコラボできて、うれしかったですね!」

リョウガ「日本も全国開通(イベントで訪れること)してないのに世界に行ってしまうという、勢いがありすぎるところがまた、超特急らしくて突っ込みどころがありますよね」

──このシングルがきっかけで、乗車する(ライブに行く)ファンの方も多いと思うんですけども、ライブで一緒に楽しむためのポイントなどがあれば教えてください。

ユースケ「この楽曲には合いの手のようなコールがあるので、盛り上がるのは間違いないんですけど、ダンスもすごく魅力的で。Bメロのところで僕たちが『超超ダンス』ていう、壁を登っていくような振付をしてるんですけども、そのダンスもぜひみなさん一緒にしていただけたら、なお盛り上がると思います。サビでは、尻文字ダンスみたいなのもあります。背中を向けてファンの方々にお尻を見せる男性グループなんて、僕たちしかいないだろうな!」

コーイチ「歌は、今回はディスコを使ったりとか、ユーロビートっぽかったりと懐かしい感じもあるので、みなさんひっかかるところはあるんじゃないかなと思います」

──超特急さんの曲って、聴いたらライブの光景が思い浮かぶというか。ミュージックビデオもすごくおもしろいので、そこから好きになるのはもちろんですけど、やっぱりライブを見てほしいですよね。

ユースケ「そうですね。特に今回のカップリングを含む3曲は、このツアーが終わって出演するであろう音楽フェスで盛り上がりそうな曲になっているので、ここでたくさん盛り上げて、さらに高いところを目指していきたいなって思いますね」

──4月29日からは21カ所をまわる全国ツアーが始まります。関西だけでも、大阪・和歌山・京都・兵庫とたくさん公演しますね。

ユースケ「初めてですね、約4カ月間こんないろんなところをまわるのは。ありがたいことに、2デイズの大阪公演は完売しちゃったんですけど、兵庫・和歌山・京都はまだ乗車できるんでね(神戸は4月28日18時発売、京都は29日10時発売、和歌山は発売中)。よかったら乗車してほしいなって思います。僕たち超特急ももっとたくさんの人たちにパフォーマンスを見ていただきたいので、とにかくこのツアーをがんばりたいなと」

──追加公演として、6月14日には「日本武道館」公演も決まりました!

ユースケ「まさかですよ。びっくりじゃない?」

リョウガ「たまたま具体的な目標には掲げていなかったんですけど、やっぱり超特急として日本武道館には立ちたいなって思ってたんです。しかもファイナル公演じゃなく、ツアーの途中の地点で叶えることができるってすごいうれしいことですし、6月10日にCDデビューして、その記念でもあるので、やっぱり5周年の集大成を見せたいです。たくさんの8号車の方々と特別な日にしたいと思います!」

超特急5周年記念ツアー2017『Trans NIPPON Express』

日程:2017年5月3日(水)・4日(木)
時間:3日=17:30〜、4日=15:00〜
会場:大阪国際会議場メインホール

日程:2017年6月3日(土)
時間:17:00〜
会場:和歌山市民会館大ホール

日程:2017年6月4日(日)
時間:17:00〜
会場:文化パルク城陽プラムホール

日程:2017年7月23日(日)
時間:17:00〜
会場:神戸国際会館こくさいホール

料金:7000円(全席指定)
※3歳以上チケット必要、ファミリー号車席あり
電話:0570-20-0888(キョードー/10:00~18:00)

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