若手料理人が結集、大阪にカウンター割烹

2018.4.6 16:00

右から料理長の小倉幸吉さん、店長の名倉弘樹さん、料理人の武藤直樹さん。寿司店や海鮮和食、天ぷら専門店などで修業を積んだ3人

(写真12枚)

和食をベースに、料理人の遊び心を加えて「新た」な和のひと皿を提案するカウンター割烹、「和食Labo 新た」(大阪市中央区)が4月3日、大阪・淀屋橋にオープンした。

カウンターに並ぶ3人の料理人は、同年代の同志。「いつかは一緒に、ほかにはない店をつくろう」と意気込んでいた仲間だ。ゆえに店内は、ピンと張り詰めた空気感というよりも、つねになごやかな居心地に満ちている。

瞬間燻製ポテトサラダ800円は、お皿がクロッシュでカバーされスモークに包まれてサービス

料理は、ブイヤベースや角煮など、洋食や中華のエッセンスも取り入れ、斬新ながらも素材の持ち味を大切に、3人でしっかり練られたもの。それぞれが寿司店や海鮮和食、天ぷら専門店などで修業を積んだ経験が強みとなっている。ボリュームのある肉料理も多く、若い世代も十分満足できる。

高坂鶏の炭火焼2400円は、シンプルに塩でいただく。弾力のある肉質で噛みしめるたびに旨みの洪水が

目利きで選んだ食材は、丹波篠山(兵庫県)でこだわったやり方で養鶏する「高坂鶏」をはじめ、宮津港(京都府)で揚がるモサエビ、沖縄の絹モズクなど、大阪の街場ではあまりお目にかからないものもたくさん。30種以上のアラカルトを取りそろえ、予算に応じてコースも組み立てる。深夜の時間帯には、晩酌的な使い方も歓迎だという。1品1000円前後から、営業時間は午後5時から11時、日・祝が定休日。

【写真】そのほかの料理写真

「和食Labo 新た」

2018年4月3日オープン
住所:大阪市中央区平野町4-7-8 アベニュー淀屋橋1F
営業:17:00〜23:00 ※日・祝休
席数:カウンター11席、個室8席×2室(テーブル席、1室としての利用も可)
電話:06-7163-8404

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