走る料亭、レストランバスが京都を運行

2018.7.4 12:00

京都市が掲げる「京の食文化を楽しむ観光の推進」に貢献するため始めた京都のレストランバス

(写真4枚)

「絶景を楽しみながら地方の旬な食材を味わう」をコンセプトにした観光バス「レストランバス」(運営:WILLER/本社:大阪市北区)が8月3日より京都で運行開始。7月4日より予約が始まる。

京都駅をスタートし、京都御苑や平安神宮、清水寺、東本願寺など名所の数々を約2時間半で巡る同バス。各コースでは観光ガイドによるスポット案内もおこなわれ、移動中に会席料理が提供される。

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車中で出される料理は、京の精進料理「泉仙」で総料理長を務めた峪輝次さんが監修した会席料理。ランチとディナーの2コースが用意され、京野菜を使用するなど京都の四季を味わえる料理が楽しめる。

テーブルをはさんだ対面式の座席で定員25名。開閉式のオープンルーフ構造で日差しの強い場合はロールスクリーンもあり
テーブルをはさんだ対面式の座席で定員25名。開閉式のオープンルーフ構造で日差しの強い場合に備えてロールスクリーンもあり

同社は、「レストランバスだからこそできる体験を通じて、多くの方に感動体験を提供し、京都の魅力を発信していくことを目指します」とコメント。ランチコースは6800円〜、ディナーコースは8600円〜で、それぞれ料理内容や観光行程は異なる。

各地域の魅力を伝えるため、新潟、北海道、沖縄などの観光地を期間限定で運行されてきた同バス。京都では、2018年1月に期間限定で試験運行したところ、京都観光での移動手段としての役割も果たしたと好評を得て、今回の通年運行を開始するという。

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