川上洋平「デビュー作のような感覚」

2018.11.22 13:00

FM802『UPBEAT!』に出演した川上洋平(右)と、DJの加藤真樹子

(写真1枚)

4人組ロックバンド・[ALEXANDROS](アレキサンドロス)のボーカル&ギター・川上洋平が20日、FM802の番組『UPBEAT!』(月〜木曜・11〜13時)にゲストとして生出演。2年ぶりとなるアルバムや、制作のためにNYのブルックリンで過ごした半年間について話した。

ブルックリンに一軒家を借り、メンバー4人で共同生活をしながら制作したというアルバム『Sleepless in Brooklyn』。川上は「(NYでは)日本のことを一旦忘れて、自分は何者でもなくなって。4人だけで行ったので、集中して音楽を制作できました。あとはやっぱ周りのミュージシャンがすごすぎたんですよね。毎晩のようにライブに行ったり、外に行くとストリートミュージシャンがいるんですけど本当にうまいんですよ。どこを見渡してもうまくて、かっこよくて。ここに僕らの居場所はあるのかと思いながら、曲を作ってましたね」と振り返った。

木村拓哉がMVに出演していることでも話題となった『アルペジオ』など、多数のタイアップ曲が収録された今回のアルバム。「こんなに制作に時間をかけた作品もあまりないし、NYと日本を行ったり来たりしていたので、日本に自分たちのことを知ってる人はいるのかなって思うときがある(笑)。昨日もラジオに生出演してメッセージとかもらっても、自分宛てだと思えないんですよね。だからデビューアルバムのような感覚です」と、新たな気持ちで制作したことを話した。

12月からはアルバムを引っさげたツアーを開催。「今回のアルバムはライブを想定して作っていて、たとえば『LAST MINUTE』は出来た瞬間からアルバムの1曲目って思ってて、ライブでも1曲目。実はライブでお客さんに新曲ですって言わずにやったこともあって。会場は『え? なにこれ?』みたいになるんですけど、1曲目だから盛り上がってくれるんです(笑)」と笑って明かした。

関西では12月20・21日に「Zepp Osaka Bayside」(ソールドアウト)、2019年3月19・20日には「大阪城ホール」でおこなわれる。チケットは先行受付中。また、12月27・28日に開催される恒例の年末音楽イベント『FM802 RADIO CRAZY』にも出演が決定している。

FM802『UPBEAT!』

[ALEXANDROS]

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