梅田でフランスフェア、南仏気分を演出

2019.3.16 14:00

会場「祝祭広場」では、マルシェをイメージ。チーズ、スイーツ、石鹸、ポプリなど多様な商品が並ぶ

(写真7枚)

現地の人気店が楽しめる恒例催事『フランスフェア2019』が、3月16日に「阪急うめだ本店」(大阪市北区)で開幕。パン、スイーツ、雑貨などを目当てに初日から大勢の客でにぎわい、行列ができた。

今年はフランス南部に位置する、プロヴァンス地方がテーマ。「パリとは違う、ゆるやかな時間が流れる休日のマルシェを演出しました。気候が穏やかで、自然豊かな環境から生まれる品々を愉しんでいただければ」と、広報担当者。ディスプレーされたラベンダーのドライフラワーがほのかに心地よい香りを漂わせ、オリーブ、レモンなど名産品を使った商品が並ぶ。

シルヴァン・ドゥピュイシャフレイ シェフがトロペジェンヌを会場で調理実演
シルヴァン・ドゥピュイシャフレイ シェフがトロペジェンヌを会場で調理実演

注目はパティスリー「シルヴァン・ドゥピュイシャフレイ」のシェフ本人が来日し、作る郷土菓子「トロペジェンヌ」(851円)。こちらはブリオッシュ生地に、レモンが効いたクリームを中央部分にサンドしているのがポイントだ。

また、日本初上陸となるジャム専門店「レ・ジャルダン・ドゥ・マリー」は、現地でもなかなか入手できない品とあって貴重。大統領府御用達で、パリの人々がわざわざ3時間かけて買いに訪れるほど。そのジャムを使ったカラフルなマドレーヌ(292円)も販売する。

長蛇の列となっていたブーランジェリー「オ・ルヴァン・ダンタン」に並んでいた茨木市の50代女性は「フランス気分が味わえ、吟味された商品が並ぶので毎年楽しみです。後ほどプロヴァンス地方のお菓子もチェックしようと思います」と、満喫していた。期間は過去最高の10日間となり、3月25日まで開催。

『フランスフェア2019』

期間:2019年3月16日(土)~25日(月)
時間:10:00~20:00(最終日は~18:00)
会場:阪急うめだ本店 9階 催場・祝祭広場(大阪市北区角田町8-7)
料金:入場無料
電話:06-6361-1381

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