京の人気菓子研究家、完全予約制のパフェ

2019.3.18 12:00

ミニジュース、イチゴのギモーブとサクラのビスキュイサンド、イチゴのパフェ(写真)、イチゴとプレーンのマドレーヌと桜湯が登場し(3月初旬時点)、季節ごとにコースは変動

(写真7枚)

『NHKきょうの料理』にも出演する人気菓子研究家・小林かなえさんが、京都・御所南エリアにパフェと焼き菓子の店を3月にオープン。予約で即満席となると話題だ。

小林さんのお店「CHERIE  MAISON DU BISCUIT(シェリー メゾン・ド・ビスキュイ)」のカウンターは7席、メニューはパフェを含むコース1種のみ。完全予約制で1日2回の一斉スタートという前代未聞のスタイルだ。「私自身がカウンターで食事をするのが大好きなんです。お客さんにパフェを作るところを見て楽しんでもらいたいし、このスタイルならパフェを作る工程を一つひとつお伝えできるので」と、説明する。

「最後にさっぱりしめられるように、グラスの底にまず柚子のジュレを入れて」、「100度で6時間焼いたカリカリのメレンゲはアクセントに」と、作る様子はさながらクッキングショー。完成したパフェがズラリと7つ並ぶ光景も圧巻。しばし、パフェの撮影会が続くほど、お客さんも大興奮するそう。

フランス・パリで修業し、地元・京都でお菓子教室「ラプティ シェリー」を主宰
フランス・パリで修業し、地元・京都でお菓子教室「ラプティ シェリー」を主宰

さらに、パフェをみんなが食している間に、カウンター内のオーブンで焼かれるのはマドレーヌ。お客さん自身が鉄板から熱々のマドレーヌを取るという演出も盛り上がり、「長年、お菓子教室をしているんですが、生徒のみなさまが焼きたてのふわふわ感に感動されるので、絶対出したかったんです」と、甘いもの好きの心をグッとつかむコース内容となっている。

コース3000円の予約は1週間前の21時からウェブで受け付けスタート(水~土曜のみ営業)。日によっては数分で完売するのでご注意を。焼き菓子のセットも販売し、こちらも人気のため予約がおすすめ。

取材・文・写真/天野準子

「CHERIE MAISON DU BISCUIT」

2019年3月1日(月)オープン
住所:京都市中京区高倉通夷川上ル福屋町733-2
営業:水~土曜のみ12:00~18:00・不定休あり
電話:075-744-1299

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