ブリスケに特化? レアな肉酒場が京都に

2019.8.23 12:00

鉄鍋のまわりの溝に出汁入り卵を注いで焼けば、ブリスケの旨みが加わっただし巻き玉子が出来上がる

(写真11枚)

ブリスケまたはブリスケットと呼ばれる牛肉の部位に特化した肉酒場「Brisket RONY(ブリスケ ロニー)」が8月10日、京都・四条烏丸にオープン。ブリスケのみの提供というのは日本では大変珍しく、さまざな調理法で展開している。

ブリスケとは、牛の前バラ(前股の内側)のこと。通常のバラに比べると、骨周辺とあって動きが多い部分なので、適度なサシはあるものの脂身のしつこさもなく、噛むほどに旨みが広がり濃厚な味わいが特徴だ。日本ではなじみが薄い部位だが、韓国では焼肉「チャドルバギ」などで日常的に楽しまれることから、着目したという。

こちらの「チャドルバギ」(1人前1500円・税別)は、韓国流に脂身をあえてカットせず、超薄切りにし、鉄鍋で焼いて、唐辛子入りの甘酸っぱいタレでいただく。たいらぎ貝と一緒に焼いて合わせてわさびで食べるのも現地流だそう。さらに、鉄鍋のまわりの溝に出汁入り卵を注ぎ入れると、肉から流れ出た脂を含んだだし巻き玉子が楽しめる。

1階はハイテーブル&スツールが並び、軽く一杯もオッケー

ほかにも肉吸いやハンバーグ、コロッケ、カレーなど、いずれも黒毛和牛のブリスケを使用。昼14時から営業し、軽いアテもそろうので昼酒スポットとしても重宝しそうだ。阪急烏丸駅、地下鉄四条駅から徒歩約4分に位置する。

取材・写真/天野準子

「Brisket RONY」

2019年8月10日(土)オープン
住所:京都市中京区小結棚町
営業:14:00~23:00LO・無休
電話:075-746-7954

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