京都で焼きそば専門店続々、人気店もついに参入

2020.9.6 12:15

ソースは、京都の地ソース「ツバメ食品」のウスターソースをベースに7種類の調味料を独自でブレンド。中太麺を使った「定番のソース焼きそば」ハーフ500円、目玉焼きトッピング150円

(写真7枚)

人気の酒場「フライドチキンとハイボール リンク」(京都市中京区)の新展開として、焼きそば専門店が西院に登場。京都の焼きそば専門店熱が加速しそうだ。

実は、京都では2019年から焼きそば専門店がオープンラッシュで、今年だけでも1月に「焼きそば スタンドバイミー」、2月に「焼きそば専門天」が登場。自家製麺で太さが選べたり、トッピングをアレンジしたり、焼きそばの懐が広がっている。そんななか注目は今年7月にオープンした「焼きそばとハイボール パック」(京都・右京区)だ。

オーナーの北川浩次さんによると、焼きそば店の構想は5年前からあったそうで、京都の街では数年前から「リンクが焼きそば屋をやるらしい」とすでにウワサになっていた。

「以前からシンガポール風焼きそばが好評で。イベントに出店するときも主役のフライドチキンじゃなくて焼きそばが人気だったんです。東京でも生麺ゆがきたての焼きそばブームが数年前からおこっていて、きっと関西でもそうなるのではないかと。本当はもっと早くオープンしたかったのですが、物件が頓挫してしまったりして、ようやく!」と話す。

京都の街ではコーディーの愛称で親しまれているオーナーの北川浩次さん。鉄板前の臨場感あふれるカウンター席のほか、テーブル席もあり

満を持して作るのは、「定番のソース焼きそば」(ハーフサイズ500円~)から変わり種の「鉄板ナポリタン」や「せせりミンチの担々焼きそば」まで、全8種類の焼きそば。

すべて生麺を使用し、注文を受けてから茹でて高温の鉄板で仕上げる。もちもちとした中太ちぢれ麺と茹で時間を短くしアルデンテを楽しむ極細麺の2種類あり。ハーフサイズでもオーダーでき、食べ比べも楽しめるグルメな焼きそばなのだ。

昼には大盛りやダブル(麺2倍)への変更無料な焼きそばランチもあり、焼きそばをアテに酒場使いも白ご飯を片手にがっつり食事利用もでき、今のご時世、テイクアウトも人気を得ている。営業は12時~24時まで。

取材・文・写真/天野準子

「焼きそばとハイボール パック」

2020年7月20日(月)オープン
住所:京都市右京区西院西三蔵町24-1 2F
営業:12:00~24:00(23:00LO)
不定休

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