明石家さんま、大竹しのぶに「気を遣わなアカンし嫌やなぁ」

2021.5.27 07:35

左から渡辺歩、稲垣来泉、明石家さんま、大竹しのぶ、Cocomi、花江夏樹

(写真10枚)

明石家さんまが企画・プロデュースを担当した劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』の完成報告会が、5月26日に東京都内でおこなわれ、声を担当する大竹しのぶ、Cocomi、花江夏樹らとともに登壇した。

「隣に大竹さんがいらっしゃるということは再婚したほうがいいんですかね」とさんまが報道陣の爆笑をかっさらって会見がスタート。大竹しのぶが、「絵の美しさやストーリー、なにより会話で心が温かくなるような家族で楽しめる作品だと思いました」と褒めれば、「俺の前で家族って言うな!」と突っ込み、「家族いないもんね(笑)」と大竹が応酬するなど、息のあった様子を披露した。

そんななか、制作陣が大竹しのぶを起用したことについて「気を遣わなアカンし嫌やなあと思っていました」とさんま。しかし、大竹は「どうしてもさんまさんが大竹さんにお願したいと言う風に聞いていて、本当ですか?って聞きかえしたんです。その日のうちにさんまさんにも確認したら言ってなかったんですけどね(笑)」と裏話を明かした。

作品についてCocomiは、「家族と一緒に試写を観たんですが、家族全員が目が充血するほど泣いていました。私も普段は泣かないんですが、たくさん泣きました」。花江夏樹は、「親の立場になってみて初めて分かる肉子ちゃんの気持ちや、新しいアニメーションですごく新鮮でした。肉子ちゃんの食べるシーンに出てくるご飯が全部おいしそうで、お腹空いてるときに観ない方がいいですね」と、さまざまな魅力を語った。

直木賞作家・⻄加奈子の同名小説を映画化した同作品は、『海獣の子供』などを手がけた渡辺歩監督、人気を誇る「STUDIO4℃」がアニメーション制作を手がける。漁港で暮らすダメな男に惚れがちな主人公・肉子ちゃんを大竹しのぶ、しっかりものの娘を声優初挑戦のCocomi、その同級生を花江夏樹が声を担当している。映画は6月11日に全国公開予定。

劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』

2021年6月11日(金)公開
企画・プロデュース:明石家さんま
原作:⻄加奈子「漁港の肉子ちゃん」(幻冬舎文庫刊)
監督:渡辺 歩
声の出演:大竹しのぶ、Cocomi、花江夏樹、ほか
配給:アスミック・エース

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