俳優・津田寛治、出演映画の現場は「楽しさしかない、幸せ」

2021.10.17 09:30

舞台挨拶に登壇した津田寛治(16日・京都市内/写真提供:吉本興業)

(写真5枚)

映画『西成ゴローの四億円』が10月16日、『京都国際映画祭』(会場:よしもと祇園花月/京都市東山区)にて上映。全国上映に先駆けての公開となり、監督で主演の上西雄大、津田寛治などキャスト陣が舞台挨拶をおこなった。

大阪・西成を舞台にしたの同作は、記憶を失った男が大金を稼ぐために捨て身で動く姿が描かれている。「人殺しのゴロー」の異名を持つ主人公・土師悟朗(上西)を筆頭に、西成の街や裏社会に生きるディープな登場人物が続々と登場する。

なかでも、ゴローが所属していた政府諜報機関の元同僚で、物語のキーマンでもある重要な役をつとめる津田は、同作の魅力を「たくさん登場人物が出てきますが、みなさんキャラが立ってる」と紹介。「しかも俳優さんが演じやすいようなキャラクターだから、やっていて本当に楽しさしかなくて。現場は幸せでしたね」と話した。

また、津田は続編についても言及し、「『死闘篇』になるとよりディープな人たちが出てきます。ここにいらっしゃる方みたいなね」と、続編の『西成ゴローの四億円ー死闘篇ー』より登場する木下ほうかに話を振る一幕も。

一方、今回上映された前編では未登場となった木下は、「ひとつだけネタバラシします。死闘編は前編の5、6・・・いや、8倍面白いですよ」とコメント。共演者より一斉にツッコミが入り、現場の雰囲気が伝わる場面もあった。同作品は、2022年より全国で順次公開を予定している。

取材・文・写真(一部)/つちだ四郎

映画『西成ゴローの四億円』

2022年より順次公開
監督:上西雄大
出演:上西雄大、津田寛治/奥田瑛二、ほか
配給:吉本興業 チームオクヤマ シネメディア

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