豪華すぎるメトロポリタン美術館展、大阪で開幕

2021.11.13 06:45

カラヴァッジョ(本名 ミケランジェロ・メリージ)の《音楽家たち》。右から2番目の人物はカラヴァッジョ自身ではないかと研究者から言われている

(写真6枚)

アメリカ・ニューヨークの名美術館から厳選された約65点が展示される『メトロポリタン美術館展』が、11月13日に「大阪市立美術館」(大阪市天王寺区)で開幕する。

1870年に創立し、世界各地の考古遺物や美術品150万点あまりを所蔵する「メトロポリタン美術館」。今回は同館が改装工事中とあって実現し、ヨーロッパ絵画部門の2500点以上あるコレクションから、約65点が展示され、うち45点は日本初公開となる。

ルネサンスから19世紀の作品から厳選され、ラファエロ、カラヴァッジョ、レンブラント、フェルメール、ルーベンス、モネ、ルノワール、ドガ、ゴーギャン、ゴッホら巨匠の傑作が一堂に集結。「この規模の内容は10年いや20年に一度あるかどうか。本来であればポスターに使えるような作品ばかり」と篠雅廣館長は語る。

「信仰とルネサンス」「絶対主義と啓蒙主義の時代」「革命と人々のための芸術」と3部構成で展示され、西洋絵画の変遷をたどることができる展示となっている。期間は2022年1月16日まで。料金は一般2100円、高大学生1500円。時間は朝9時半〜夕方5時まで。

『メトロポリタン美術館展』

期間:2021年11月13日(土)〜2022年1月16日(日)
時間:9:30〜17:00(入館は閉館30分前) 月曜休(1月10日は開館)
会場:大阪市立美術館(大阪市天王寺区茶臼山町1-82 天王寺公園内)
料金:2100円 高大学生1500円

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