くるり主催のフェス「京都音楽博覧会」、初の2デイズで開催

2023.9.8 21:00

『京都音楽博覧会 in 梅小路公園 2023』

(写真1枚)

今や京都の秋の風物詩となった、ロックバンド・くるり主催の野外フェス『京都音楽博覧会(通称・おんぱく)』が10月8・9日、京都の「梅小路公園」(京都市下京区)にて開催される。

未知のニューフェイスからあっと驚く大御所アーティストまで、毎回ワクワクする顔ぶれが集う本フェス。今年はなんと初の2デイズにパワーアップ。8日にはマカロニえんぴつ、中村佳穂、羊文学、ハナレグミ、槇原敬之、くるりの6組が、9日にはSaucy Dog、坂本真綾、sumika、角野隼斗、ティグラン・ハマシアン、秦 基博、くるりの7組の出演が決定している。

2022年は、大トリのくるりのステージに、スペシャルゲストしてピースの又吉直樹が登場。くるりの演奏をバックに詩の朗読(くるりの楽曲にまつわる又吉の青春の記憶が紡がれた!)をするというレアなコラボレーションが披露されたが、今年はどんなサプライズが用意されているのか、期待が募る。

毎回、くるりのメンバーが出演アーティストを思い入れたっぷりに紹介をした後、パフォーマンスが始まるというアットホームな演出も、『音博』がほかの音楽フェスとは一線を画する理由だ。1日でいろんなバンドが幕の内的に出演するフェスとは根本からして異なる、ミュージシャンによる愛のバトンがそこにはある。

また、昨年からは食材の余りを花壇の肥料にするための「資源が“くるり”プロジェクト」もスタート。現場に甘んじることなく、新しい時代の音楽フェスの在り方を模索し続ける様にも、くるりという稀有なバンドのスタンスが伺える唯一無二のフェスなのだ。

チケットは一般1万1000円、学生チケット8500円(すべて音博シート付)。1日目はソールドアウト、2日目は9月9日から発売される。

文/井口啓子

『京都音楽博覧会2023 in 梅小路公園』

日時:2023年10月8日(日)・9日(祝・月) ともに12:00〜
会場:梅小路公園・芝生広場(京都市下京区観喜寺町56-3)
料金:一般11000円、学生8500円、2日間通しチケット19000円、2日間通し学生チケット15000円(すべて音博シート付)
※自由、中学生以上有料、学生チケット(中学生、高校生、専門学校生、大学生)

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