ときめく!と話題、神戸の老舗珈琲店で初めての「夜パフェ」

9時間前

旬のいちじくが乗った夜パフェ(2000円)。上のフルーツは時期によって変更される

(写真5枚)

氷の器を使用したアイスコーヒーなどで知られる神戸の老舗喫茶店「にしむら珈琲店」の北野坂店(神戸市中央区)に、夜パフェが初登場。大人の雰囲気漂うエレガントなパフェがSNSで注目を集めている。

■ 初めての夜パフェに、SNS大興奮「あの雰囲気のなか…」

1948年に神戸で開業し、長年親しまれてきた「にしむら珈琲店」。北野坂にある店舗は1974年に創業者の自宅1階を改装し、会員制喫茶店としてオープン。1995年の阪神大震災を機に一般にも開放され、誰でも気軽に利用できるようになった。海外から取り寄せられた重厚感のあるインテリアが印象的で、同店のファンも多い。

重厚感のある店内。インテリアにも注目を

今回初の試みとして、「北野坂にしむら珈琲店」のみで販売されるのが、フルーツとさまざまなスイーツが盛られた「夜パフェ」(2000円)。9月26日、同店が運営するX(旧ツイッター)にてパフェについて投稿したところ、「食べるのがもったいなくて、ずっと眺めてられる」「ときめく!」「あの雰囲気のなかこれがいただけるのか・・・」など喜びの声が相次ぎ、約1万ものいいねが集まった。

■ アルコールを含む大人な味、コーヒーとの相性も抜群

パフェは上から、アーモンドプラリネ、飴細工、いちじく、ホイップクリーム、プルーンの赤ワイン煮、バニラアイスクリーム、コアントローゼリーとシャインマスカット、ぶとうと赤ワインのグラニテの7種類のスイーツ。すべて店内で丁寧に手作りされており、さながらフレンチのデセールのようだ。

上のフルーツは時期によって変更される

大人が楽しむ夜パフェらしく、一部のスイーツにはワインが使用されているのも魅力で、ワインの芳醇な香りがたまらない。コーヒーとの相性も抜群なので、コーヒーとパフェとともに夜の時間を過ごすのがおすすめなのだそう(※フルーツは時期によって変更される。現在はいちじくだが、今後は洋梨になる予定)。

「北野坂にしむら珈琲店」の外観

■「みなさまの夜のコーヒータイムに、このパフェを」

同商品を開発した店長の高橋竜也さんは、「今回のことをきっかけにお問い合わせをたくさんいただきましたし、おかげさまで先週の土日には売り切れてしまいました。このパフェをきっかけに、北野坂店が夜遅くまで営業していることを知っていただけるとありがたいです。そして夜のコーヒータイムにみなさまのそばにこのパフェがあると、もっとうれしいですね」と話す。

夜パフェは「北野坂にしむら珈琲店」のみで販売(数量限定)。営業時間は朝10時〜夜10時で、夜パフェの提供時間は夕方5時半〜夜9時まで。期間は11月末ごろまで。

取材・文・写真/野村真帆

(※高橋竜也さんの高ははしごだか)

「北野坂にしむら珈琲店」

住所:神戸市中央区山本通2-1-20
営業:10:00~22:00(夜パフェの提供は17:30〜21:00)
電話:078-242-2467

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