抹茶だけじゃない!人気スポットと楽しむ京都宇治のランチ6選[PR]

7時間前

宇治・黄檗の人気ベーカリー「たま木亭」のパンもご紹介

(写真33枚)

歴史が香る文化とお茶のまち・宇治。世界遺産・平等院など、観光客でにぎわう宇治駅周辺のエリアに加え、2024年に小倉エリアに開館した「ニンテンドーミュージアム」、国宝指定された黄檗山「萬福寺」など、見どころいっぱい。宇治市内の注目3エリアから、名所散策とともに楽しみたい、こだわり尽くしのランチをご紹介します。

「人気スポットと楽しむ京都宇治のランチ6選」目次



◆「平等院」「宇治上神社」「宇治市源氏物語ミュージアム」がある【宇治エリア】でランチ

■その1:店主のこだわりがぎっしり、多国籍なバインミー「Chop chop Banh Mi」

宇治エリア「Chop chop Banh Mi」で、こだわり具材のバインミーを

宇治橋通りの一角にある「大阪屋マーケット」は、昭和期の市場を再生し、個性的な店が軒を連ねるレトロ空間が魅力の注目スポット。その中の「Chop chop Banh Mi(チョップチョップバインミー)」は、ふらっと立ち寄りやすい東南アジアの屋台のような店構えで、観光のお供にも最適なベトナムのサンドイッチ・バインミーを楽しめる専門店だ。

1962年に建てられた市場「大阪屋マーケット」が、2019年から再生され、個性的な10店以上がそろう

和食やフレンチなど多分野の食に携わってきた店主の山中吾太さん。「初めて食べた時に、こんなサンドイッチがあるんだ」と衝撃を受けたバインミーを自己流に作り始め、経歴をいかした唯一無二のレシピが完成。メイン具材は「さばカレー」「揚げ春巻き」「豚の角煮」など多国籍風な6種が揃い、米粉入りで程よい柔らかさの特製バゲットを使った日本人にもなじみやすい仕上がりに。

「揚げ春巻きバインミー」(1220円)パリパリ食感のライスペーパーに、エビ・イカを包んだ海鮮春巻き

看板メニューの「オリジナルバインミー」(1120円)の主役は、キクラゲとミミガーが入った豚肉ミンチの自家製ハム。鶏レバーペーストとともに濃厚な旨みが味わえ、なます、紫キャベツや京都・伏見の農家から仕入れる旬野菜ですっきりさがプラスされる。山中さんの「サンドイッチは全体バランスが大切」との言葉どおり、食べ進める毎に、チリソースの風味など味変していくのが楽しい。

店主の地元・京都伏見から仕入れる旬野菜は、一流レストランでも使われているものが多いそう

「Chop chop Banh Mi」
住所:宇治市宇治妙楽41 大阪屋マーケット
営業:10:00~18:00、月曜休み

■その2:手打ち十割蕎麦の名店「しゅばく(酒蕎麦)」

人気メニューの「辛味大根おろし蕎麦」(1200円)

宇治橋のたもとにある「しゅばく(酒蕎麦)」は、石臼挽きの十割蕎麦が人気の店。厳選した国内産の蕎麦の実だけを使用し、蕎麦本来の香りと味を損なわないよう石臼挽きで自家製粉。だしも、天然の利尻昆布と、鹿児島産のカツオ節を使用し、素材本来の「自然の旨み」にこだわっている。オーダーに迷ったら、まずは看板メニューのひとつ「辛味大根おろし蕎麦」(1200円)を。細切りの十割蕎麦ののどごしを存分に楽しみたい。

地元の京鴨を使った温かい十割蕎麦「京鴨の鴨汁蕎麦」(1800円、12月~3月限定)もおススメ。また、店名の通り、蕎麦に合う地酒も多数ラインアップ。「そばみそ」(330円)や「クリームチーズのみそ漬け」(430円)などとともに、和の落ち着いた空間で「昼からちょっと一杯」という楽しみ方もできる。

「しゅばく(酒蕎麦)」
住所:京都府宇治市宇治東内13-1
営業:11:30~15:00(売り切れ次第終了)、月曜と金曜休み

「宇治市源氏物語ミュージアム」

紫式部が書いた『源氏物語』の世界にたっぷり浸れるミュージアム。実物大の牛車などの復元展示や光源氏の邸宅である六条院の復元模型、垣間見や源氏香などの体験型展示によって、『源氏物語』について楽しく学ぶことができます。『源氏物語』の華やかな世界を身近に感じてみては。

◆「ニンテンドーミュージアム」などがある【小倉エリア】でランチ

■その3:京都らしさ満載、ハンバーグ&野菜の贅沢ランチ「Bistro Dining Jam」

1番人気の「ビストロランチセット」&「自家製抹茶ガトーショコラ」

有機野菜や名物ハンバーグのボリュームたっぷりなランチを楽しみたいなら、地元で愛される「Bistro Dining Jam(ビストロ ダイニング ジャム)」へ。住宅街にある隠れ家的な店内は、木を基調とした温もりが感じられ、店主の田中栄就さんが「自分が食べたいものを作っているだけですよ」と微笑むアットホームな雰囲気。

店主自らがタイル貼りなど内装を手がけた、あたたかみのある店内

女性人気が高い「ビストロランチセット」(2000円~)で目を引くのは、旬野菜の惣菜プレート。主な野菜は、京都を拠点に環境に配慮した農家の野菜を扱う「坂ノ途中」から仕入れ、素材を活かしたサラダ仕立ては映え要素も満載だ。さらに、選べるメイン料理のひとつ、きめ細かい銘柄豚の「京都ぽ~く 100%ハンバーグ」は、甘くてあっさりした脂が魅力の一品。スープ、雑穀米、ドリンクも付く贅沢なセットながら、ペロリと食す人が多いそう。

冬期は根菜が中心の「オーガニック野菜 DELIプレート」。ハンバーグソースは「ネギ塩」など3種から選べる。ドリンクは自家製フルーツジュースが人気

ほかにも、1000円台から楽しめる赤身牛ステーキの「メイン&ライスセット」、「ランチパスタ」などがスタンバイ。ランチ後は、「吉田銘茶園」の抹茶を使った濃厚な味わいの「自家製抹茶ガトーショコラ」(500円)で、宇治ならではの極上スイーツタイムも楽しみたい。

観光後のディナーにも!夜は魚肉料理を肴に10種以上のワイン飲み比べ(1300円~)や有機果物の自家製生搾りサワーも楽しみたい

「Bistro Dining Jam」
住所:宇治市小倉町南浦21-32
営業:水~土曜は11:30~14:30、18:00~23:00、
火曜・祝は18:00~23:00、日曜は18:00~22:30※LOは閉店30分前、月曜休み

■その4:地場野菜と果物をたっぷり「Cafe m-alie(カフェマリエ)」

「ふわとろ玉子のオムライス」(1250円)はじめ、体にやさしいランチメニューが楽しめる

「ニンテンドーミュージアム」からすぐの場所にある「Cafe m-alie(カフェマリエ)」は、地場野菜をたっぷり使った料理と、果物のスイーツが人気のお店。

ランチの定番メニューはチキンライスの上に、ふんわり玉子と数種の野菜、こだわりの特製デミグラスソースでいただく「ふわとろ玉子のオムライス」(1250円)。ドリンクセット(+280円)、サラダ、ドリンクのセットメニュー(+490円)もスタンバイ。

季節のフルーツがたっぷり!華やかなパフェも人気のお店

また、桃、シャインマスカット、みかん、いちじくなど、季節ごとに旬のフルーツをふんだんに使用したパフェも人気で、春には毎年人気の「オーガニックいちごパフェ」(1980円、4月下旬まで提供予定)が登場する。観光の合間のスイーツタイムにも最適です。

「Cafe m-alie」
住所:宇治市小倉町小倉町天王55-1ホワイトレジデンス1F
営業:11:00〜17:00(ランチタイムは13:30まで)※LOは16:30※月曜、月2回火曜休み(インスタグラムで最新情報の確認を)

「ニンテンドーミュージアム」

「任天堂」が作り続けてきた娯楽の歴史を学べる広報施設が、2024年10月オープン。これまで任天堂から発売された玩具やゲームハード&ソフトの展示のほか、床の巨大画面に表示される百人一首の札を、連携された専用のスマホで取るあそびなど、家族で楽しめる体験展示も充実。同社の原点である「花札」づくりを体験できるワークショップや限定グッズが揃うショップも(入館チケットは抽選がメインの事前予約制)。© Nintendo

◆ 国宝「萬福寺」がある【黄檗エリア】でランチ

■その5:京都屈指の人気店で、極上パンを堪能「たま木亭」

作業場が併設された開放的な店内。オーナーシェフが日本人好みの粘り気や口どけにこだわったハード系パンも充実し、目移りしそうな品揃え

遠方からの来客も多い京都屈指の人気ベーカリー「たま木亭」。香ばしい香りが漂う店内には、惣菜・スイーツ系からハード系まで約100種がずらり。丹波篠山産黒豆、博多「ふくや」の明太子、ぶぶあられなどを使い、多彩な生地との組み合わせで食感や味わいを活かす独創的なパンが充実し、昼2時ごろまでは続々と焼き立てが追加される。

ランチにぴったりなサンドイッチは、王道・食パンの「梅しそチキンカツサンド」(572円)をはじめ、「えびのフォカッチャサンド」(529円)など、パンの種類が豊富な10種以上。牛肉や赤ワインを長時間煮込んだ「カレーパン」(313円)、ベーコン&じゃがいもがたっぷりの「パンシュー」(324円)といったロングセラーの惣菜系とともに、テイクアウトして自然のなかで味わうのもおすすめ。

宇治散策のお供に楽しみたいサンドイッチ。「梅しそチキンカツサンド」はジュージーなカツと和風・梅しその酸味が絶妙にマッチ
注文後にカスタードクリームを入れるロングセラー「クニャーネ」、つやがあり口どけのよい食事パン向きの小麦粉を日清製粉と共同開発、旨みが凝縮された「スヴィンゴールドチャバタ」なども好評

豊富な品ぞろえの中で人気の商品を尋ねると「どれが人気というより、みなさん各々が好きなものをみつけてくれます。実は、リピーターの方からは食パンが好評で、裏看板メニューなんです」と話すのは、オーナーシェフの玉木潤さん。2001年の開店以来、常に質の高い状態で提供できるよう催事出店やネット販売は行わず、職人らの全工程に目を通す徹底ぶり。あなたもお気に入りを見つけてみては?

「たま木亭」※テイクアウトのみ
住所:宇治市五ヶ庄平野57-14
営業:7:00~18:45(売り切れ次第終了)、月~水曜休み

■その6:国宝のお寺でいただく、特別な精進料理「萬福寺」

黄檗宗の大本山「萬福寺」

「萬福寺」は日本三禅宗のひとつ・黄檗宗の大本山で、1661年に中国の僧・隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師が開創。中国の明時代末期ごろの伽藍配置や建築が残り、回廊に吊された時を報ずるための巨大な魚形の開梆(かいぱん)は木魚の原型ともいわれる。2024年12月には、法堂・大雄寶殿・天王殿の3棟が国宝に指定され、さらに注目を集めるスポットに。

こちらでは中国から伝わった精進料理「普茶料理」で特別なランチを。精進の食材を使って肉・魚などに見立てた「もどき」や下味をつけて野菜などを揚げた「油茲(ゆじ)」といった伝統ある風味を感じながら、修業のひとつとされる食事についても学べる貴重な機会に。

「国宝」指定されたお寺でいただく「普茶料理」

代表的な一品料理が松花堂風の弁当に詰められた「普茶弁当」(3300円)ほか、黄檗伝統の優美な皿盛り料理が並ぶ「特別普茶料理」(6600円)など5種のプランが揃い、拝観とあわせて堪能したい。普茶料理を食べた人には、限定御朱印(1500円)が授与される特別企画も実施。普茶料理は希望日の3日前・午前中までに電話予約か同寺への直接申し込みが必要。

「萬福寺」
住所:宇治市五ケ庄三番割34
営業:(食事)11:30~14:30(予約受付時間:9:00~16:30)

「国宝指定記念特別展」
開催期間:2025年3月14日~4月21日 ※3月18、25日、4月1、8、10、15日休館
場所:「萬福寺」第二文華殿
国宝指定を受けた3棟(法堂、大雄寶殿、天王殿)の、歴史や魅力に迫る特別展を開催。通常非公開の仏像などが見られる貴重なチャンスです。

「黄檗山萬福寺国宝指定記念フォーラム」
開催日:2025年3月29日14:00~15:30
(1)講演「国宝指定された萬福寺3棟について」講師:萬福寺 吉野心源師(教学部長)
(2)僧侶による特別ツアー:田中阿門和尚(主事)

取材・文:塩屋薫
写真:Ayami
提供:宇治市観光振興課

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